令和8年度 フレイルサポーター養成講座(第4期)実施報告 / ホームページ掲載用ページ
掲載先:ほくと元気100歳NET  公開予定:令和8年8月中旬  作成:介護支援課 介護予防担当
※ 本紙はWeb掲載ページをA4に再構成したものです。写真は掲載11枚のうち6枚を抜粋しています。

北杜市 frailty supporter training
高根総合支所の大会議室で、握力や片足立ちなどの測定ブースに分かれて実践測定を行う受講者たち

hokuto city / frailty supporter training 2026

測る人が、
まちにいる。

フレイルサポーター養成講座(第4期・全3回)修了 / 修了者 24名

about

フレイルは、気づいて手を打てば戻せる。
その「気づき」を届けるのは、
同じまちに暮らす住民です。

北杜市では、市民ボランティア「フレイルサポーター」がフレイルチェックの主役を担っています。専門職が測るのではなく、住民が住民を測る。その関係そのものが、社会的フレイルへの備えになります。

令和8年度の養成講座は5月26日・6月16日・7月28日の全3回。フレイルの基礎を学び、自分たちで測定を体験し、最後は先輩サポーターを相手に本番と同じ流れで測定を行いました。29名の申し込みをいただき、25名が受講、24名が修了。第4期生の誕生です。

24

今年度の修了者

3

講座の回数(全3回)

71

累計養成者数|第1期〜第4期

1,000

目標|年間のフレイルチェック実施人数

01

フレイルとは何か。
予防が大切な理由を知る。

令和8年5月26日(火) / 高根総合支所 2階 大会議室 / 講師:笠井フレイルトレーナー

初回は、フレイルという言葉の意味からはじめました。加齢に伴い心身の働きが弱まった状態であること、そして早く気づけば元の状態に戻せることを、身体・こころ・社会性の3つの側面から確認しました。

いちばん伝えたかったのは、早く気づくことが大事だということ。あわせて、高齢化率41.2%という北杜市の現状(令和8年4月1日時点)と、サポーターが地域で果たす役割を共有しました。

ねらい
フレイルの基礎理解と、「早く気づく」ことの共有
受講者
25名(申込29名)

02

まず、自分が測ってみる。

令和8年6月16日(火) / 高根総合支所 2階 大会議室 / 講師:向フレイルトレーナー

「フレイル予防で健康長寿!」と背に入ったポロシャツを着たフレイルトレーナーが、マイクを持って受講者に語りかける様子

2回目は、東大式フレイルチェックを受講者自身が体験しました。イレブンチェックで生活を振り返り、指輪っかテスト・握力・滑舌・片足立ちといった深掘りチェックまで、全項目を実際に体験しています。

測られる側を経験することが、そのまま「どう声をかけられると安心か」の学びになります。

ねらい
測定手順の理解と、受け手の気持ちの体感
体験
イレブンチェック+深掘りチェック 全項目
スクリーンに映した「サポーター養成講座3日間の流れ」の資料を示しながら、講座全体の進み方を説明する場面

03

先輩サポーターを相手に、
本番と同じ流れで。

令和8年7月28日(火) / 高根総合支所 2階 大会議室 / 講師:清水フレイルトレーナー 協力:フレイルサポーター10名

最終回は、実際の測定会を想定した実践です。先輩サポーター10名に測定対象者役を務めてもらい、受付から測定、結果の説明までを通して行いました。

手順どおりに測るだけでなく、待っている人への気配り、結果を見た方が前向きになれる伝え方まで、先輩から直接助言を受ける時間となりました。この日をもって、24名に修了証をお渡ししています。

ねらい
測定会の流れの習得と、声かけの実践
協力
先輩フレイルサポーター 10名
修了
24名(修了証を交付)
「握力」と掲示された測定ブースで、測定する人と測定を受ける人が向き合い、手順を確認する様子
体組成計の説明資料を前に、測定の目的と手順を説明する場面
「お口の動き」の測定について、機器の使い方を確かめ合う受講者たち
「片足立ち」の測定ブースで、胸の前で腕を組んで立ち上がる姿勢を確認する様子
握力計を手に、次の測定の準備をする手元
測定結果を記録用紙に転記し、結果票を出力する記録の場面
修了証を受け取る受講者
令和8年度フレイルサポーター養成講座(第4期)の修了者と講師・スタッフの集合写真

令和8年度 フレイルサポーター養成講座(第4期)修了 / 24名 / 令和8年7月28日

voices

受講後アンケートから

21/23

講座全体に「たいへん満足」「満足」

23/23

フレイルを「よく」「だいたい」理解できた

20/23

「ぜひ」「機会があれば」活動したい

多くの方が市内の皆さんの健康維持増進を目指してサポーターとして活動しようとしていることに感動しました。私もその一員として、微力ながら活動できたらと思います。

受講後アンケートより

一般の方々を相手にしていくのですから、サポーターの役割分担をして進めていくとよいと思いました。人数も多いようなので、過不足なく調整していただけるとやりやすいです。

受講後アンケートより

市民の方々に広く、楽しく参加していただけるよう努めていきたいと思います。

受講後アンケートより

役立った内容として多く挙げられたのは、フレイルの基礎知識(18)とフレイルチェックの実技(18)、受講者どうしの交流(15)でした。一方で「実技・実演の時間をもっと」というご意見もいただいています。次回の講座づくりと、フォローアップ研修に反映します。
※受講後アンケート・無記名/有効回答23件(令和8年7月28日実施)

what's next

年間1,000人へ。
まちのあちこちで、測ります。

修了したサポーターは、市が開く測定会に加えて、通いの場や出前健康講座にも出向きます。目指すのは、毎年1,000人の市民がフレイルチェックを受けられるまちです。

フレイルチェック測定会

年6回、市内6地区で開催します。受付から測定、結果の見える化までをサポーターが担います。

高齢者の通いの場

顔なじみの集まりに出向いて測定します。「ここに来れば測ってもらえる」という安心感が、参加のハードルを下げます。

出前健康講座

区や老人クラブなどからの依頼に応じて出向きます。フレイルという言葉を知る機会そのものを広げます。

schedule

令和8年度 フレイルチェック測定会

開催日地区備考
第1回令和8年6月17日(水)長坂実施済み
第2回令和8年7月22日(水)須玉実施済み
第3回令和8年10月21日(水)小淵沢第4期生の測定会デビュー
第4回令和8年11月18日(水)大泉
第5回令和8年12月9日(水)武川
第6回令和9年2月10日(水)高根

各回の定員は22名です。会場・受付時間は市の広報・ホームページでお知らせします。第4期生は、10月21日の測定会までの間、高齢者の通いの場や出前健康講座での測定から活動をはじめます。