武蔵エナジーソリューションズ株式会社
北杜市大泉町の武蔵エナジーソリューションズ株式会社(髙橋航史社長)は、蓄電デバイスの一種の「リチウムイオンキャパシタ」(以下:LIC)を世界で初めて量産化した企業です。
同社では、リチウムイオン電池などの一般的な化学反応で電気を貯める電池の特性と、静電気で電気を貯め、瞬発的に電気を放出させる特性があるキャパシタの双方の長所をハイブリッド化したLICを、蓄電密度の高い高エネルギー出力デバイス「ULTMO(アルティモ)」として発表。アルティモは、大電流による高速充放電が可能で、高いエネルギー密度で小型・軽量化できる点、高い耐久性と信頼性、広い作動電圧・使用温度範囲、優れた安全性などの特徴があります。
適応範囲は広く、瞬低・短時間停電補償装置のバックアップをはじめ、風力発電のレベリング、フォークリフトや鉄道、バスなどのエネルギー回生、照明や医療機器、無人搬送装置のストレージなどで利用され、活用の幅が広がっています。
山梨工場は、2008年に竣工し、コージェネレーションシステムにより、使用電力の半分近くを工場内で発電しているのも特徴。災害時や緊急時の対応にも力を入れています。
サステナブルな社会の実現の為に企業の果たす社会的責任は今後益々大きくなっているなかで、同社のリチウムイオンキャパシタは、省電力・エネルギーの有効活用となる急速充放電やエネルギー回生、ピークアシストなどへの用途展開を進め、お客様の多様なニーズにお応えできるエネルギーソリューションの提供を通じて、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
会社の自慢
リチウムイオンキャパシタは大容量キャパシタの一種で、電気二重層キャパシタの持つ高出力密度、良好なサイクル性能などの特性を保持しつつ、高エネルギー密度、高電圧といった特徴を有し、地球レベルでの省エネルギー、環境対応が求められる中、風力発電、太陽光発電などの各種産業機器、無人搬送装置、バス、トラムなどの移動体分野で、環境エネルギーに貢献できる主要デバイスとして展開しております。
- 設立
- 2007年8月1日
- 代表者
- 髙橋 航史
- 従業員数
- 111人
- 男女別人数
- 男性:104人 女性:7人
- 所在地
- 〒409-1501
北杜市大泉町西井出8565 - Webサイト
- https://www.musashi-es.co.jp
- 問合せ電話番号
- 0551-38-8008
- 業種
- メーカー・製造