午後1時過ぎ、会場には養成講座を修了間近の受講者たちが集まりました。この日は介護予防サポートリーダー養成講座の最終回。
先輩サポートリーダーとの交流を通じて、これからの活動への具体的なイメージを膨らませる大切な時間です。
パネリストとして登壇したのは、既に地域で活躍する3名の先輩サポートリーダー。
大泉町の「泉たいそうサークル」を運営する今村由香利さん、明野町「正楽寺公民館カフェ」の小清水光子さん、高根町「東割公民館カフェ」の手塚源吉さんです。
それぞれ異なるきっかけで活動を始めた3名でしたが、共通しているのは「地域への思い」と「継続への工夫」でした。
元体操指導者の今村さんは市の補助金を活用して専門家を招いた講座を開催し、民生委員の経験を持つ小清水さんは市のフレイル事業と連携した活動を展開。
手塚さんは音楽と運動を組み合わせたプログラムで、参加者を飽きさせない工夫を重ねています。
受講者たちは、先輩たちの体験談に真剣に耳を傾けながら、「具体的でわかりやすい」「感銘を受けた」といった感想を寄せていました。
同じ市民として活動する先輩の姿が、受講者の心に深く響いている様子が印象的でした。
講座では、市が提供する様々な支援制度についても詳しく紹介されました。運営費補助金、専門講師の派遣など継続的な活動をバックアップする仕組みが整っています。
修了式では、代表者への修了証授与も行われ、新たな介護予防サポートリーダーが誕生しました。
全体を通して前向きで意欲の高い受講者が多く、すでに複数の通いの場見学に参加している方もいるなど、活動への熱意の高さがうかがえました。
地域の仲間と共に、健康づくりと支え合いの輪を広げていく新しいサポートリーダーたち。これからの活動が楽しみです。
**お問い合わせ:介護支援課介護予防担当 0551-42-1336**