| 武田信玄が北信濃攻略のために造った軍用道路と伝えられる古道は、八ヶ岳山麓を捧のように真っ直ぐに貫くことから「捧道」と呼ばれています。戦国時代、武田の騎馬軍団が蹄の音も高く駆け抜けていった林の中の道は、今は、野鳥や野の花、小動物に出会う自然散策路となり、冬には日本カモシカも山奥から降りてくるという。捧道沿いに並ぶ石仏は、江戸時代、「西国三十三所」、「坂東三十三所」の霊場を模して安置されたもののようで、今も昔のままに豊かな表情をたたえて佇んでいます。歴史と自然にふれる捧道は、「美しい日本の歩きたくなる道500選」にも選定されています。 |