尾白川・尾白川渓谷 (日本名水百選)

日本名水百選  

画像 神蛇滝200px 尾白川の水は澄心のように、生命力に満ち、美しい水は充分に、この大地に豊饒をもたらしてくれた。 白州の人々は数千年の間、この見事な川と親しんできた。 人々は四季折々、生活を支える水の流れに時空を越えて、根をしっかりとおろしている。 白い河床はあくまで美しく、これは甲斐駒ヶ岳の源流まで続いている。 一千万年前に結晶した大粒の長石、石英、雲母はその間に分解され石英のみが残った。 その結果甲斐駒ヶ岳の山麓や渓谷は粘土化しない石英(水晶)の真っ白い粒だけが厚く推積した。 この水晶の中を濾過されて流れてくるのだ。
 
 尾白川は私たちに多彩な表情を見せてくれる。 時には白砂の州をつくり、清流が磨き上げた雄大な峡谷をつくり、南アルプス特有の幽寂な原始郷となり、両岸は切れ落ち、また時には樹間や草むらの中に消えてしまう様に静かな流れとなる。 尾白川は断層が発達しているので、そこはスッポリとえぐられ、深い淵を作っている。 百合ヶ淵はエメラルド色の水が神秘性をおびて荘厳な渓谷美を見せる。 

 竹宇駒ヶ岳神社(ちくうこまがたけじんじゃ)近くにある渓谷にかかっている、名物の吊り橋を渡る。 白い岩影を流れるどこまでも澄んだ水。谷を渡る風が心地よい。吊り橋を渡ると間もなく千ヶ淵(せんがふち)に出る。千ヶ淵は尾白川渓谷道の入口にあたる。千ヶ淵を過ぎると、水しぶきをあげて豪快に流れ落ちる旭滝百合ヶ淵が魅了してくれる。そして、3段になって流れ落ちる美しい神蛇滝(じんじゃだき)、膨大な水量の不動滝が次々に現れ、渓谷道を歩けば谷の遡行の魅力に心を奪われてしまう。

※尾白川渓谷には、傾斜の急な箇所があります。登山等に適した装備でお願いします。なお、渓谷道は例年12月中旬から4月下旬まで閉鎖します。詳しくはお問い合わせください。

◇登山情報について

尾白川渓谷の不動滝から先、錦滝方面は 林道が崩落 していますので、通行できません。



日向山map 

→尾白川トレッキングの詳細については、下記チラシをご覧ください。

尾白川トレッキングチラシ(1MB)尾白川トレッキングチラシ

竹宇駒ヶ岳神社
▲竹宇駒ヶ岳神社吊り橋 ▲吊り橋
千ヶ淵
▲千ヶ淵旭滝
▲旭滝
百合ヶ淵 
▲百合ヶ淵
神蛇滝
▲神蛇滝
不動滝 
▲不動滝

 

 日本一の河口幅をもつ富士川の源流が北杜市白州町である。 富士川の上流は釜無川と呼ばれ、白州町で南アルプスと八ヶ岳の接点である活断層に沿って、西にさかのぼり、ここで急カーブして県境を南下し南アルプスにくい込んで行く。 神秘的であったろう渓谷は膨大な砂で幽谷の気配はすでになかった。しかし紅葉はこの世とも思えぬほど華やかに化粧して心を奪ってしまう。 次々と現われる砂防ダムに驚く。 白州の富士川源流には昔から七ツ釜があると言われていたが、見たものは甲斐駒ヶ岳に登るクライマーのみだったという。本流から中川に入る。 林道は険しい花崗岩の山腹を削って本流と別れて上に登って行く。中川の入口には大滝がある。 道が無いので危険だ。高さ80メートル。 昔はここから日本で最も高地という自然保存地区の白樺林まで歩いた。現在は車でさらに源流まで行くことが出来る。 巨大なダムで行き止り。ここからは甲斐駒につきあげるように谷が続いている。 七ツ釜は一時間程であった。 富士川源流の碑は中川分岐点から本流を溯って一時間である。

富士川水源の碑 kama

トレッキングのご案内

尾白川トレッキングコース
   

交通案内

【車】
中央自動車道--長坂IC--約30分
【駐車場】普通車約80台
【トイレ】あり(駐車場、竹宇駒ヶ岳神社)
【電車】
JR中央本線--長坂駅下車--タクシーで約30分
JR中央本線--韮崎駅下車--清流と甲斐駒ヶ岳周遊バス(期間限定)で約1時間「尾白川渓谷」下車

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