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3B編笠山

初心者からのステップアップ南八ヶ岳の玄関口となる人気の山

About

八ヶ岳の最南端に位置する、南八ヶ岳の玄関口として知られる山。
編み笠を伏せたような、なだらかな円錐形をした姿からその名が付いたといわれています。
登山口の観音平周辺は 紅葉スポットとしても知られており、秋のシー ズンは紅葉狩りを兼ねて訪れる人も多いです。
標高は2,524m。登山口となる観音平からは標 高差が964mと比較的大きく中級者以上にオススメの山です。
初心者からステップアップしたい人はチャレンジしてみてください。

編笠山の登山口となるのは南側にある観音平。
標高1,560mに位置し、ここへ向かう途中にも「富士見平展望台」といった南アルプスや富士山を望む場所があり、展望スポットとして人気です。
観音平には50台分ほどの駐車場があり、登山シーズンには早朝から満車になったりします。
高速道路なら中央道小淵沢I.C.が最寄り、電車の場合はJR小淵沢駅からタクシーで20分程度で到着します。

観音平からはまず樹林帯を登り、雲海と呼ばれるスポットをめざしましょう。
途中木々の間から三ッ頭と呼ばれる権現平に伸びる尾根を右手に見ることもできます。
雲海も展望スポットのひとつで、南アルプスや富士山が南側の木々の間から見えています。

ここを過ぎるとまたしばらくは展望のきかない針葉樹林帯になります。
雲海から50分ほどで押手川に着きます。押手川は川とは言っても水はほとんど流れておらず、雨が降り続いた後などに小川を作る程度です。
しかし、コケが多く、押すと水があふれるほどみずみずしいことから「押手川」の名前がつけられたといいます。
そんな押手川っから青年小屋への巻き道をやり過ごし、次第に登山道は傾斜を増していきます。

このルートで唯一架けられた梯子を登り、高山帯に分布するハイマツを茂るエリアに入っていきます。
ここからはさらに急傾斜に。視界が大きく開けると大きな岩がゴロゴロした山頂が眼前に見えてきます。
森林が形成できる限界となる森林限界を抜けた先には頂上が待っています。

広く開けた頂上では八ヶ岳を構成する赤岳・阿弥陀岳・権現岳の三勇姿が出迎えてくれます。
また、南西側には南アルプス北部の山々も。約3時間半の登山の疲れが吹き飛ぶような勇壮な眺めを楽しませてくれます。

Course Data コースデータ

コースタイム
合計:約5時間50分登り 約3時間20分 下り 約2時間30分
登山口・山頂の標高差
964m
グレード
3B
登山適期
5月中旬~10月中旬
積雪期
11月下旬~3月下旬
残雪期
4~5月下旬
マイカー
中央自動車道小淵沢ICから環道11号線を5分程北上し、県道618号線に合流して観音平へ(無料駐車場50台)ICから約15分
公共交通機関
JR中央本線小淵沢駅からタクシーで観音平登山口へ(約20分)

Course Map コースマップ/行程

初心者からのステップアップ南八ヶ岳の玄関口となる人気の山-コースマップ

初心者からのステップアップ南八ヶ岳の玄関口となる人気の山-行程表

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体力度

コースタイム、ルート全長、累積登り標高差、累積下り標高差の4つの数値から、次の式により「ルート定数」を算出し、1~10の10段階で評価しています。
ルート定数=コースタイム(時間)×1.8+ルート全長(km)×0.3+累積登り標高差(km)×10.0+累積下り標高差(km)×0.6

技術的難易度

登山道の状況や、登山者に求められる技術・能力により、A~Eの5段階で評価しています。

技術的難易度 登山道の状況 求められる技術・能力
A
  • 概ね整備済
  • 転んだ場合でも転落・滑落の可能性は低い。
  • 道迷いの心配は少ない。
  • 登山の装備が必要
B★★
  • 沢、崖、場所により雪渓などを通過
  • 急な登下降がある。
  • 道が分かりにくい所がある。
  • 転んだ場合に転落・滑落事故につながる場所がある。
  • 登山経驗が必要
  • 地図読み能力があることが望ましい。
C★★★
  • ハシゴ・くさり場、また、場所により雪や渡渉箇所がある。
  • ミスをすると転落・滑落などの事故となる場所がある。
  • 案内標識が不十分な箇所も含まれる。
  • 地図読み能カ、ハシゴ・くさり場などを通過できる身体能力が必要
D★★★★
  • 厳しい岩機や不安定なガレ場、ハシゴくさり場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や薄渉箇所がある。
  • 手を使う急な登下降がある。
  • ハシゴ・くさり場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落・滑落の危険簡所が多い。
  • 地図読み能力、岩場、雪漢を安定して通過できるパランス能力や技術が必要
  • ルートファインディンダの技術が必要
E★★★★★
  • 緊張を強いられる厳しい岩積の登下降が続き、転落・滑落の危険箇所が連続する。
  • 深い藪漕ぎを必要とする箇所が連続する場合がある
  • 地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるパランス能力や技術が必要
  • ルートファインディングの技術、高度な判断力が必要
  • 登山者によってはロープを使わないと危険な場所もある。

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