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4C権現岳

八ヶ岳の山々が迫る三ツ頭を経て猛々しい岩峰に挑む

About

天女山駐車場から山頂へ

権現岳山頂へ向かうルートのひとつが南八ヶ岳の一角である三ツ頭を経由するこのコース。
権現岳登山ではもっともメジャーなルートといえます。
ルート上は権現岳への経由地となる三ツ頭ですが、ここからの展望は見事なもの。
正面には権現岳、右には八ヶ岳の主峰・赤岳をはじめ、阿弥陀岳や中岳、左手には編笠山と八ヶ岳の山々が迫ります。
権現岳はもちろんですが、経由するこの三ツ頭での景色もルートしての魅力のひとつです。

このルートの登山口となるのは天女山登山口。
ここは山頂付近に駐車場があり、約1分ほどのところに天女山山頂がありますが、
ここは天女山に背を向けて、階段の取付から登り始めます。15分程で「天ノ河原」に到着。
ここは気持ちの良い広場で休憩に最適です。ベンチに腰掛けて、富士山や南アルプスの景色をお楽しみください。
広場に立っている道案内を頼りに、正面に三ツ頭を見ながら赤茶色の砂れきを緩やかに登っていきます。

1,800mを示す石柱から、本格的な登りで、2,000mの石柱からはさらに傾斜が増していきます。
一旦は傾斜が緩くなって南側が開けた場所で、豊富な高山植物を見ながら一息ついてください(この先が大変なので)。

2,200mから先はさらにさらに急な坂道で、前三ツ頭まではひたすら登り詰めていきます。
キツイ登りですが、15分程頑張ると、前三ツ頭に到着。この辺りは大小様々な岩石が広がるガレ場です。
ここから三ツ頭までは、なだらかな稜線歩きで南側(登りながら左側)を巻きながら登っていくと三ツ頭の山頂です。
目の前にそびえ立つ権現岳が見事で、自分の目標がハッキリとわかり、ワクワクすることでしょう。
ここから権現岳に向かって、緩やかに少しだけ下ります。

いよいよ権現岳山頂直下の核心部、急坂に臨みます。
岩盤の道をひたすら急登していくと、直下のクサリ場がでてきますが、高度感はそれほどなく、クサリの練習には丁度よい場所です。
一息でクサリ場を超えれば、権現岳山頂に到着です。

Course Data コースデータ

コースタイム
合計:約8時間45分登り 約5時間15分 下り 約3時間30分
登山口・山頂の標高差
1,185m
グレード
4C
登山適期
6~10月上旬
積雪期
11月中旬~4月中旬
残雪期
4~5月
マイカー
中央自動車道長坂ICから県道28号線で北へ登る。「高原大橋入口」交差点を左折し、天女山駐車場へ(無料30台)ICから約30分
公共交通機関
JR中央本線長坂駅からタクシーで天女山駐車場へ(約30分)

Course Map コースマップ/行程

八ヶ岳の山々が迫る三ツ頭を経て猛々しい岩峰に挑む-コースマップ

八ヶ岳の山々が迫る三ツ頭を経て猛々しい岩峰に挑む-行程表

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山梨 山のグレーティングとは?

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体力度

コースタイム、ルート全長、累積登り標高差、累積下り標高差の4つの数値から、次の式により「ルート定数」を算出し、1~10の10段階で評価しています。
ルート定数=コースタイム(時間)×1.8+ルート全長(km)×0.3+累積登り標高差(km)×10.0+累積下り標高差(km)×0.6

技術的難易度

登山道の状況や、登山者に求められる技術・能力により、A~Eの5段階で評価しています。

技術的難易度 登山道の状況 求められる技術・能力
A
  • 概ね整備済
  • 転んだ場合でも転落・滑落の可能性は低い。
  • 道迷いの心配は少ない。
  • 登山の装備が必要
B★★
  • 沢、崖、場所により雪渓などを通過
  • 急な登下降がある。
  • 道が分かりにくい所がある。
  • 転んだ場合に転落・滑落事故につながる場所がある。
  • 登山経驗が必要
  • 地図読み能力があることが望ましい。
C★★★
  • ハシゴ・くさり場、また、場所により雪や渡渉箇所がある。
  • ミスをすると転落・滑落などの事故となる場所がある。
  • 案内標識が不十分な箇所も含まれる。
  • 地図読み能カ、ハシゴ・くさり場などを通過できる身体能力が必要
D★★★★
  • 厳しい岩機や不安定なガレ場、ハシゴくさり場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や薄渉箇所がある。
  • 手を使う急な登下降がある。
  • ハシゴ・くさり場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落・滑落の危険簡所が多い。
  • 地図読み能力、岩場、雪漢を安定して通過できるパランス能力や技術が必要
  • ルートファインディンダの技術が必要
E★★★★★
  • 緊張を強いられる厳しい岩積の登下降が続き、転落・滑落の危険箇所が連続する。
  • 深い藪漕ぎを必要とする箇所が連続する場合がある
  • 地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるパランス能力や技術が必要
  • ルートファインディングの技術、高度な判断力が必要
  • 登山者によってはロープを使わないと危険な場所もある。

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