日本一の名水の里 山梨県北杜市

北杜市内には日本名水百選が3ヶ所認定されています。
1、八ヶ岳南麓高原湧水群(三分一湧水、大滝湧水)
2、白州・尾白川
3、金峰山・瑞牆山源流(平成の名水百選)

 北杜市は日本名水百選に3箇所選ばれている日本一の名水の里として、これからも水環境の保全活動を続けていきます。

名水百選「八ヶ岳南麓高原湧水群」

 代表的なものに三分一湧水大滝湧水、女取(めとり)湧水があり、その他に50箇所以上あると言われていますが、現在28箇所以上の湧水が確認されています。標高約1,000メートル付近に点在するこれらの湧水群は、利水が不安定なこの地域なにおいて重要な役割をはたしています。
 大滝湧水は、水温約12度で日量約22,000トンが湧き出ると言われます。 小淵沢町の大滝神社の地内にあり、木をくりぬいた樋口から湧水が流れ落ちます。古くから伝記としても残っている湧水です。江戸時代には甲府代官が民有地を買い上げて保全を図ったとされ、 今日では地区の住民によって管理されています。 まわりは公園として整備されていて、景観がよく、春は新緑、秋はモミジの紅葉が楽しめます。
 三分一湧水は、雑木林の中にあり、温度11度の水が1日約8500トン湧き出ています。戦国時代に武田信玄が整備し下流の三つの村に農業用水を三等分するために三角石を置いたと伝えられ、今でも堰の真ん中に鎮座しています。また、信玄が信濃攻略のために整備した軍用道路である棒道の一つの出発点が近くにあるなど歴史散策にも適したロケーションです。 
 近くにある三分一湧水館では、八ヶ岳南麓の湧水の仕組みや水質、歴史についての展示を紹介しています。併設の「農産加工物直売所」には地元で採れたて野菜や加工品が所狭しと並び、「そば処三分一」では地粉で作る手打ちそばを美味しくいただくことができる。

名 称 八ヶ岳南麓高原湧水群(やつがたけなんろくこうげんゆうすいぐん)
形 態 湧水
所在地 北杜市長坂町、小淵沢町、高根町、大泉町
アクセス方法 JR中央線(長坂駅、小淵沢駅)、小海線(甲斐小泉駅)、
中央自動車道(長坂IC、小淵沢IC)等それぞれ利用
選定年月日 昭和60年3月
水質検査 1987年と2002年の調査データはこちら  ※本湧水は農業用水ですので生水での飲用には適しません。
関連リンク クリックすると観光案内ページへリンクします。 クリックすると地図情報へリンクします。 クリックすると環境省の名水百選のホームページへリンクします。
画像 三分一湧水  画像 大滝湧水  画像 女取湧水
三分の一湧水公園  大滝湧水 女取湧水

名水百選「白州・尾白川」

 南アルプスの懐深く、雄大な甲斐駒ヶ岳が源流である尾白川の渓谷には、急峻な傾斜が生み出さす大小さまざまな滝や淵、白い巨岩や砂州、エメラルド色の渓流など、見所がたくさんあります。渓流沿いの散策は、深く水をたたえた千ヶ淵や百合ヶ淵、三段に流れ落ちる神蛇滝、膨大な水量の不動滝などが次々に現れ、見る者を圧倒する迫力美しさに満ちています。また、滝や淵に残された神秘的な伝説も散策に彩を添えます。
 花崗岩の渓床をくぐりぬけ磨き上げられた名水は、昔から清酒の醸造、近年では洋酒のブレンドなどに使われるほか、味わい豊かな天然水として生活と深く係ってきたました。
 尾白川の由来伝説によると、古来、白州の山中に白黒で尾が白い神馬が住み、その霊験は白黒(善悪)を明らかにし、人界を律すると伝えられてきました。その神馬が住む霊境を源とする川であることから尾白川と呼ばれるようになったそうです。

名 称 白州・尾白川(はくしゅう・おじらがわ)
形 態 河川
所在地 北杜市白州町
アクセス方法 中央自動車道韮崎ICから国道20号線を長野方面へ車で約30分
または、小淵沢ICから国道20号線を甲府方面へ車で約30分
選定年月日 昭和60年3月
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画像 北杜市尾白川 画像 尾白川水遊び  画像 尾白川神蛇滝
尾白川渓谷と吊橋 尾白川での水遊び 神 蛇 滝

平成の名水百選「金峰山・瑞牆山源流」

 日本百名山に数えられる金峰山と瑞牆山は、古来より神が宿る山として山岳信仰の地であり、秩父多摩甲斐国立公園の西の玄関口となっています。
 金峰山・瑞牆山の雄大な山々に降った雨や雪は、地下に浸透し長い年月を経て清冽な水が集まって淵を削り、滝となって独特の渓谷美を創り大地を潤しています。清流に踊る魚や水辺に集う鳥や動物たちと四季折々の美しさは、登山者や観光客を感動させ魅了しています。
画像 不動沢の上流にある不動滝 また、山のふところに抱かれた須玉町増富地区の人々は、豊かな自然を脈々と引き継いで、本谷川の水を生活用水(飲料水)や田畑の灌漑用水などに利用しながら恵まれた水資源の保全に努めてきました。清澄な水の流れと見事な景観を形成している本谷川は、渓谷に沿った林道に親水スペースが整備され、誰でも気軽に水とふれあうことができます。川沿いにある増富ラジウム温泉峡は信玄の隠し湯としても知られ、古くから湯治場として有名です。 また、その下流にある通仙峡は変化に富んだ渓谷を成し、春の新緑、夏の清涼、秋の紅葉が一年を通して水の清らかさと共に見事な景観を作り上げている。
 一方、塩川の上流である釜瀬川は、瑞牆山を源流とする不動沢や天鳥川の清澄な水が白樺林・唐松林の中を縫うように流れて集まり、みずがき湖(塩川ダム貯水池)へと流れ出ます。秩父多摩甲斐国立公園の自然環境の中にあるこの地域には、みずがき山グリーンロッジみずがき山自然公園(全国植樹祭跡地)があり、ハイキング・キャンプ、森林環境教育のベースキャンプとして整備されていています。
 黒森地区で栽培される「花豆」は、皮薄・肉厚な最高の品質をほこり、釜瀬川の清澄な水と同地区の肥沃な農地でないと育たないと言われています。夏には鮮やかな紅色の小さな花が花豆畑を彩ります。

名 称 金峰山・瑞牆山源流(きんぷさん・みずがきやまげんりゅう)
形 態 河川(本谷川、釜瀬川流域)
所在地 北杜市須玉町増富
アクセス方法 中央自動車道須玉インターから車で約40分
選定年月日 平成20年6月25日
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画像 本谷川親水状況 画像 環境教育本谷川 画像 通仙峡夏
本谷川で写生する人々 本谷川で観察体験をする子供たち 通仙峡の夏

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