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子どもの事故例と応急処理について

子どもの事故例と応急処理について

頭を打ったとき

  • コブの場合
    20分ほどタオルの上から氷のうなどで冷やして様子を見ましょう。
  • 出血している場合
    清潔なタオルやガーゼなどで、出血している部分を上からしっかり圧迫して受診しましょう。

注意すること

頭を打った後、2日程度は普段と変わったところがないか、注意して観察しましょう。

やけどをしたとき

やけどの深さの分類は次のとおりです。
第1度 皮膚の表面が赤くなっていて、水ぶくれ(水泡)にはならない程度
第2度 水ぶくれができているような状態
第3度 皮下組織まで達するやけどで、皮膚が黒く焦げたり、白くなっている状態

乳幼児の場合、スイッチを入れたままのカーペットや使い捨てカイロなどでも低温やけどになることがあります。

家庭でできることはしっかり冷やすことです。
第1~2度の場合は、出しっぱなしの水道水や氷水で30分冷やしましょう。

  • 手足の場合
    出しっぱなしの水道水で冷やします。患部に勢いよく水をあてると水ぶくれを破ってしまったり、冷たすぎて長時間冷やせないので、洗面器に受けるなどして、水の勢いを弱めて冷やすようにしましょう。
  • 顔や頭の場合
    シャワーや水に濡れたタオルで冷やします。鼻や口の周辺で呼吸しづらい場所のときには、こまめに冷えたタオルを取り替えながら冷やしましょう。
  • 全身・広範囲の場合
    衣服を脱がせずに冷やします。(皮膚がはがれてしまう危険性があります)濡れたバスタオルで包み、その上から毛布をかけてくるみ、急いで病院を受診してください。

注意すること

  • 民間療法(アロエを塗るなど)を行うことはやめましょう。
  • 水ぶくれは破らないように清潔にしておきましょう。

 水ぶくれが破れると、菌が入り化膿する恐れがあります。減菌済のガーゼをあて、包帯でくるむとよいでしょう。

誤飲・誤食をしたとき

受診するまでに家庭でも行うことができる応急措置は次のとおりです。
  水を飲ませる 牛乳を飲ませる 吐かせる
タバコ 葉・吸い殻 × ×
タバコを浸した溶液
強酸又は強アルカリ(洗浄剤、漂白剤等) ×
医薬品
石油製品(灯油、マニキュア、除光液等) × × ×
芳香剤、消臭剤
防虫剤(ナフタリン等) ×
香水・ヘアトニック
ボタン電池 × × ×

吐かせ方

異物が口の中に見えるときは、人差し指をほおの内側に沿って差し入れ、詰まっているものをかき出します。あわてて、のどの奥に押し込まないように注意してください。
応急措置は速やかに行いましょう。
自宅で応急措置ができない時や応急措置の方法がわからないときは、病院に電話して速やかに受診しましょう。(特に医薬品を含む化学物質は時間が経過するほど処置の効果が出にくくなります。)

異物を飲み込んだときの応急措置に関する問い合わせ先

(財)日本中毒情報センター(中毒110番)

  • つくば中毒110番 TEL 029-852-9999(365日 9時~21時対応、無料)
  • 大阪中毒110番 TEL 072-727-2499(365日 24時間対応、無料)
  • タバコ専用電話 TEL 072-726-9922(365日 24時間対応、無料)

いざという時に慌てないために

  • 緊急時の連絡先(主治医、夜間休日診療)などは、いつでもわかるようにメモをしておきましょう。かかりつけの医師、病院の電話番号などは、電話の前に貼っておきましょう。
  • 母子健康手帳・保険証・診察券などは、ひとまとめにし、いつでも持ち出せるようにしておきましょう。小銭やテレホンカード、ある程度の現金も一緒にしておくと便利です。
  • 救急箱に不足しているものや期限切れのものはないか常に点検し補充しておくと便利です。また消毒液、ガーゼなどは常に補充しておきます。

休日・夜間に事故が起こってしまったら

もし、事故が起こってしまったら、まずは落ち着いて、しっかり観察しましょう。自宅で応急措置ができないとき、体調に著しい変化が見られた場合は、かかりつけ医などに電話して速やかに受診しましょう。

山梨県救急医療情報センター(TEL 055-224-4199(ヨイキューキュー))

山梨県救急医療情報センターが設けられており、ここでは休日や夜間に診療できる診療所や救急病院などの問い合わせに対して24時間体制で対応しています。

やまなし医療ネット

休日・夜間の当番医など医療機関や薬局などの情報を検索することができます。

やまなし医療ネット(http://www.yamanashi-iryo.net/qq19/)

こども医療でんわ相談事業(♯8000)

保護者の方が、休日・夜間の子どもの症状にどのように対処したらよいのか、病院を受診した方がよいのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師に電話で相談できるものです。

この事業は全国統一の短縮番号♯8000をプッシュすることにより、お住いの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。

 

休日・夜間の子どもの症状で困った時は ♯8000 をご利用ください。

(ダイヤル回線からはTEL055-226-3369)

 

こども医療電話相談事業についての詳細はこちらをクリック(厚生労働省)

救急車を呼ぶ場合

ワンポイント

  1. 119番を回し「救急です」とはっきりと告げる。
  2. 聞かれたことにはっきりと答える。
    • 氏名、住所、目印、電話番号
    • 「いつ」「どこで」「どうした」などの状況説明
  3. 到着するまでに何か処置する必要があるかたずねる。

 

救急電話相談窓口(♯7119)

急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。
そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)です。
救急安心センター事業(♯7119)に寄せられた相談は、電話口で医師、看護師、相談員がお話を伺い、病気やケガの症状を把握して、救急車を呼んだ方がいいか、急いで病院を受診した方がいいか、受診できる医療機関はどこか等を案内します。

 

病院へ行く?救急車を呼ぶ? 迷ったら ♯7119

 

救急電話相談窓口事業についての詳細はこちらをクリック(総務省消防庁)

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お問い合わせ

こども政策部 ネウボラ推進課

電話:
0551-42-1401
Fax:
0551-30-4144

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