歯を使うようになり、手づかみ食べで自分で食べる楽しみを覚える時期
母乳やミルクがほとんどなくなり、離乳食も終わりに近づいてきますが、噛む力は大人と比較するとまだまだ弱く、赤ちゃんが負担なく食べることを楽しめるよう、月齢に応じた食事が必要です。
進め方のポイント
- 1日3回+間食2回で1日に必要な栄養素が摂れるようになります。
- 歯と歯茎で噛めるミートボールくらいの硬さが目安です。
- 卒乳後はカルシウム補給として乳製品を意識して取り入れます。飲料としての牛乳も人肌くらいに温めて試していきましょう。
- 自分で食べたがる時期です。子ども専用の使いやすいスプーンやコップを用意し、手づかみもできる形態で、自分で食べることを見守りましょう。子どもが食べているときは目を離さないようにします。
- 子どもの口より大きめの食材をかじり取る練習は、早食いや丸飲み、吸い食べなどの改善につながります。
- ムラ食いや遊び食べの時期です。無理に食べさせようとすることは逆効果です。おもちゃを目に見えないところに片付けるなど、食事に集中できるように環境を整えることも大切です。
おやつも食事のひとつです
1歳を迎えるころになると運動量がグンとふえ、3回の食事だけでは栄養的に不足がちになります。おやつはそれを補うための食事のひとつです。
おやつ=甘いお菓子、スナック菓子等と考えずに、穀類やいも類、乳製品、果物、野菜などを使って、1日1回~2回、量と時間を決めて与えましょう。
離乳後期に食べられる食品と調理方法
*食品の量はあくまで目安です。
穀類 いも類 |
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野菜 果物 (40g~50g) |
※海藻類は適宜使いましょう |
たんぱく質 |
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