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八ヶ岳南麓風景街道とは
自然、歴史、文化、風景などをテーマとして、「訪れる人」と「迎える地域」の豊かな交流による地域コミュニティの再生、美しい街道空間の形成を目指した 国土交通省の施策「日本風景街道」に応募し登録認証された八ヶ岳南麓エリアのモデルルートの名称です。「自然と美しく共生するふれあいの道、感動の道、や さしい道」をコンセプトに、「八ヶ岳南麓の、雄大な山岳風景が広がり野生動植物を育む山麓と、自然の恵みを糧として暮らしてきた人々の文化と歴史が息づく 里山の、ふたつの地域を巡り、学び、楽しみ、肌で感じることができる道を創っていく。」事を取り組みのテーマとしています。
活動主体は「八ヶ岳南麓風景街道の会」で、地域のNPO、民間団体、行政で構成され、日本風景街道では「みちづくりパートナーシップ」と呼ばれています。
関連リンク
- 八ヶ岳南麓風景街道の会
- 八ヶ岳南麓風景街道の会(facebook)(外部リンク)
- 国土交通省風景街道(外部リンク)
- 国土交通省関東地方整備局日本風景街道関東(外部リンク)
- 山梨県県土整備部美しい県土づくり推進室八ヶ岳風景街道(外部リンク)
構成団体
- NPO法人八ヶ岳南麓景観を考える会
- 朝日ヶ丘班景観委員会
- 八ヶ岳ネットワーク
- 自然いろシート普及委員会
- 有限会社まちづくり小淵沢
- 財団法人キープ協会
- 山梨県立大学国際政策学部箕浦研究室
- 国土交通省
- 山梨県
- 北杜市
主な活動内容
定例会(意見交換会)の開催
八ヶ岳南麓風景街道の会には、市内で活動する様々な団体で構成している官民協働の組織です。
毎月1回の定例会を開催して、活動計画や意見交換を交えた勉強会を開催しています。
風景ペイント
眺望ポイント(景色を眺めるのによいポイント)となる場所のガードレールや防護柵を景観に溶け込む色に塗り替えを行っています。
- 平成22年度 八ヶ岳高原大橋駐車場
- 平成23年度 北杜市役所大泉総合支所周辺
- 平成24年度 北杜市大泉町谷戸地区周辺
- 平成25年度 三峰の丘(北杜市小淵沢町)周辺
- 平成26年度 三峰の丘(北杜市小淵沢町)周辺
- 平成27年度 三峰の丘(北杜市小淵沢町)周辺
- 平成28年度 東沢大橋駐車場
平成27年度 三峰の丘(北杜市小淵沢町)周辺
(塗り替え前)
(塗り替え後)
平成28年度 東沢大橋駐車場
東沢大橋駐車場防護柵のペイント色の決定にあたっては、山梨県の景観アドバイザーである加藤幸枝氏と色彩について勉強をしたり、現地視察をしたりするなかで、助言をいただきながら検討を重ねて決定しました。
ペイント色は、10YR4/1(マンセル値)としました。これは、防護柵の後ろに植栽されているドウダンツツジの幹の色を参考にしています。
※マンセル値:色を定量的に表すもので、色を色相、明度、彩度によって表現しています。
10YR(色相)4(明度)/1(彩度)。
(塗り替え前)
(塗り替え後)
シーニックデッキの設置・維持管理
シーニック・デッキとは、よい景色を眺めることのできるポイントです。
平成21年に清里高原道路に木製のデッキを設置しました。デッキからは牧草地越しの八ヶ岳を望むことができます。時々、鹿が現れることもあります。
デッキの整備のほか、草刈りやデッキの補修などの維持管理活動も行っています。
シーニックデッキからの眺め
平成28年度 シーニックデッキ維持管理活動(除草作業のようす)
ワークショップの開催
景観は、八ヶ岳南麓風景街道の会に参加している団体だけが活動しても改善するものではありません。地域の多くの方に景観について考えていただく機会を設けるため、ワークショップを開催しています。
平成27年度「来たくなる景観~景観改善による経済効果~」
身延町で実施された山梨県の「景観形成モデル事業」を事例に、その計画と実施後の効果について、同事業に携わった山梨県美しい県土づくり推進室(現・景観づくり推進室)の担当者から説明をいただきました。
その後、地域で活動する団体の方々にパネルストになっていただき、地域の景観と、そこから生まれる経済効果について一緒に考えていただきました。
平成28年度 「地域づくりからと建築から変化する景観」
関東甲信越建築士会ブロック会青年建築士協議会山梨大会の分科会として開催しました。
八ヶ岳南麓風景街道の会の構成員でもある朝日ヶ丘班景観委員会の皆さんが日頃から景観維持活動をしている牧場通りを視察。その後、グループワークを行い八ヶ岳周辺での景観保全についてディスカッションしました。
研修視察
他の地域で活動している団体の様子を、実際、見て聞いて活動の参考とするため研修視察を行っています。
平成27年度 身延山門内商店街(身延町)
ワークショップで紹介された山梨県の「景観形成モデル事業」を実施した身延町の門内活性化委員会へ視察に伺いました。
これまでの修景事業の経緯等の説明をいただき、門内商店街を視察しました。
蓮と南天が以前から好評であったため各店舗に配置したり、のれん、木製看板、格子等が修景に活用されていました。各店舗ができることを全体で行ったことで効果が上がっていました。
平成28年度 特定非営利法人グラウンドワーク三島(静岡県三島市)
NPO法人グラウンドワーク三島は、20年以上にわたり、住民、企業、行政とパートナーシップを組んで地域の環境改善の取り組み等を行っている団体です。
ふるさと三島の原風景と原体験を再生させようと、さまざまな活動をされています。
原風景を取り戻した源兵衛川
地域の魅力を再発見