「自立と支えあい・やさしさあふれる杜づくり計画」
市では北杜市障がい福祉計画（第2期計画）「自立と支えあい・やさしさあふれる杜づくり計画」を策定しました。
障がい福祉計画とは、障がい者自立支援法の制定により必要な障害福祉サービスが地域で計画的に提供されるように、市町村が策定するものです。
この度、平成18年度に策定した第1期計画期間（平成18～20年度）が終了したことから、平成20年度、第2期計画期間（平成21～23年度）の策定委員会を設置し、第1期計画の進捗状況や現在のサービス利用状況等の分析を行い、次に掲げる基本的考え方に基づく北杜市障がい福祉計画（第2期計画）を策定しました。
障がい福祉サービスの基盤整備に関する基本的考え方
1 希望する障がい者に必要なサービスを保障
在宅の障がい者がその程度や生活状況に応じた訪問系サービスが利用できるよう、また、新体系サービスへの移行を推進することにより、利用者のニーズに応じた日中活動系のサービスを保障し、サービス提供体制の整備を支援していきます。
2 グループホーム等の充実を図り、施設入所・入院から地域生活への移行を推進
障がい者が住みなれた地域で地元の施設を利用し、安心して質の高い生活が送れるよう支援する意味からもグループホーム・ケアホームの充実を図りながら、福祉施設の入所や病院の入院から地域生活への移行を進めます。
3 福祉施設から一般就労への移行等を推進
就労支援の強化といった新たな課題をふまえ、就労移行支援事業等の一層の推進により福祉施設から一般就労への移行を進めると同時に、地域企業等への協力の要請や啓発活動にも力を入れていきます。
以上の基本的な考え方に基づいて、北杜市障害福祉計画（第2期）では、その達成に向けた障害福祉サービスの必要量を見込み、その確保のための方策を定め、サービス提供体制の計画的な整備を行います。また、相談支援事業を効果的に実施するため、峡北地域障がい者自立支援協議会を活用したネットワークの構築を推進するとともに、平成24年度に開所を目指す地域活動支援センターにおいて実施する相談支援事業が、よりよいものとなるよう体制の整備を図ります。
