アメリカシロヒトリについて

  1. アメリカシロヒトリの駆除(防除)について
  2. アメリカシロヒトリとは
  3. 発生時期
  4. 駆除(防除)方法
  5. 薬剤散布

アメリカシロヒトリの駆除(防除)について

近年、アメリカシロヒトリが多く発生しています。被害の拡大を防ぐためには、早期の発見と駆除がとても大切です。防除、駆除は樹木の所有者や管理者の責務であり、個人で駆除していただくか直接専門業者にご依頼ください。
市では市有地以外の駆除は行っておりません。
地域ごとに駆除活動を行う場合は、環境課までご相談ください。

アメリカシロヒトリとは

ヒトリガ科に属する外来種の蛾です。その幼虫が100種類以上の樹木の葉を食害し、特に桜、クルミ、柿、プラタナスなどの落葉広葉樹を好みます。また、1匹で300~800個の卵を葉裏に産み付け、卵から孵った(かえった)幼虫は糸を吐いて巣網をつくり、その中で1週間ほど集団生活し、その後巣から離れ分散して葉を食べてしまうため、網のような葉だけが残ります。

発生時期

気象条件等によっても変わりますが、通常は6月上旬~7月中旬(一化期)と8月上旬~9月中旬(二化期)の年2回発生します。

駆除(防除)方法

孵化(ふか)したばかりの幼虫は、糸でつくった巣の中に群生しているので比較的容易に発見できます。できればこの時に高枝切りバサミなどで巣網を枝葉ごと切り、穴を掘って土に埋めるか、踏み潰すのが効果的です。

薬剤散布

早期に発見し捕殺防除を行うことが肝心ですが、発見が遅れ、すでに幼虫が分散してしまった場合には、薬剤散布が効果的です。ただし、薬剤を散布するには人体に対しても有害ですので、まず、散布場所に隣接する住民や田畑の所有者等に事前に周知、了解を得てから実施してください。風が強い日は散布を避けましょう。また、付近に人がいないか、駐車中の車はないか、窓の開いた家はないか、洗濯物は干していないかなど十分確認してから散布しましょう。
薬剤の詳細については、農協、農薬販売店などにお尋ねください。

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お問い合わせ

市民環境部 環境課

電話:
0551-42-1341
Fax:
0551-42-2335

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