きぼうの桜プロジェクト推進事業

きぼうの桜プロジェクトとは

2008年にJAMSS(有人宇宙システム株式会社)が行った社会貢献事業「花伝説・宙へ!」によって誕生した桜。日本各地で少年少女(北杜市は武川小学校)らの手によって集められた千年級の名桜(山高神代桜、根尾谷淡墨桜、三春滝桜、醍醐桜、ひょうたん桜、角館武家屋敷枝垂桜など)の種が、NASAのスペースシャトル・エンデバー号で打上げられ、若田光一宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーション「きぼう」船内に8ヶ月半(2008年11月15日~2009年7月31日)滞在しました。地球に帰還した名桜の種は、そのごく一部が発芽し、「宇宙桜」が誕生しました。

きぼうの桜写真

なぜ、復興のシンボルとなったのか

(一財)ワンアースが、日本屈指の名桜の直系子孫「宇宙桜」を、東北大震災津波到達点上に植え、千年風化しない避難の目印として、そして、宇宙からも見える復興のシンボルとする計画を立案しました。

日本を代表する巨桜の遺伝子を受け継ぎ、30年で堂々たる大樹に、100年後には、巨樹に成長し、千年後まで、(次の大津波が予測されるとき)生き続け、31世紀の子孫に送る復興のシンボルとするもので、北杜市もこの計画に賛同し、平成27年(2015年)から「宇宙桜」の贈呈をしています

北杜市から復興支援として「宇宙桜」を贈呈した自治体

  • 兵庫県淡路市 平成27年4月
  • 岩手県洋野町 平成29年3月
  • 福島県楢葉町 平成29年3月
  • 福島県浪江町 平成30年4月
  • 福島県富岡町 平成30年4月
  • 宮城県名取市 平成31年3月
  • 福島県飯館村 平成31年3月
  • 福島県いわき市 令和3年4月予定

東北復興宇宙ミッション2021~東北沿岸46自治体

 (一財)ワンアースが企画した、東北復興宇宙ミッション。復興庁の補助事業採択を受け大きなミッションが動き始めています!

2021年新たに東北復興応援メッセージ・北杜市記念品が宇宙ステーションへ

東北沿岸を中心とした46自治体が実行委員会(実行委員長山崎直子宇宙飛行士)となり、国際宇宙ステーション(ISS)に、各地からの写真・感謝の言葉(横断幕)、記念品を打ち上げました。北杜市は、応援メッセージ写真(参加希望のあった須玉小、泉小、武川小、白州小)を送るとともに、市内小学生5.6年生から宇宙へ打ち上げる記念品のアイデアを募集し、最も意見が多かった「農林48号の種」と市特産品復活を目指し「北杜産かいこがねホップの苗」(合計10g)(写真参照)を送ります。

その他、全自治体のメッセージを集めた横断幕に、市立甲陵高校生が感謝の言葉「世界中の言語でありがとう」を記入ました。この横断幕も宇宙ステーションに送られ、現在宇宙ステーションに滞在中の日本人宇宙飛行士「野口聡一」さんが、この横断幕を前に、世界中に向け感謝のメッセージを読み上げ、その動画が2021年3月11日全世界に公開されました。

 

応援メッセージ横断幕 ISSへ 2021年2月21日午前2時36分

 アンタレスロケットシグナス補給船にて「応援メッセージ横断幕」が打ち上げられ、無事宇宙ステーションに到着しました。

 当日シグナス補給船をロボットアームにて回収したのは、日本人野口宇宙飛行士です。(一番右の写真)

          

NASA TV
山梨県北杜市応援メッセージ ナサテレビ 宇宙からの地球

 

〇シグナス補給船をISSで回収する映像。NASA本物映像(動画)

 

 

2021年3月11日 野口宇宙飛行士が「宇宙から世界に向けて」メッセージが発信されました!

横断幕に私たち北杜市の小学生メッセージ写真(野口宇宙飛行士右肩あたり)と甲陵高校生のメッセージが入っています。

 

 

 

◆いよいよ北杜の記念品がISSへ 2021年5月(予定) 

 「上村市長」から「ワンアース長谷川代表」へ → 「ワンアース長谷川代表」から「JAXA」へ 

キャプション
きぼうの桜写真 受け渡しの写真

 

 JAXAからNASAに運ばれ、2021年5月打ち上げ予定です。

 

2021年6月5日午後6時 北杜市記念品が宇宙ステーションへ打ち上げ・到着しました!

2021年5月に予定されていた打ち上げが、2021年6月5日 NASA ケネディ宇宙センターから打ち上げられました。

今なにかと話題のSpaseX社、Falcom9ロケット/Doragon補給船に搭載された、北杜市ほか東北各自治体の記念品が宇宙ステーションに無事到着しました。

Doragon補給船の打ち上げと到着

打ち上げ

打ち上げ

宇宙

 

〇実際の打ち上げから、到着までダイジェスト版です。

市内小学校、JAXA「宇宙教育」の実施

これまで、被災自治体を支援した「きぼうの桜」プロジェクトの縁により、市内小学校にてJAXA(宇宙航空研究開発機構)を講師に招き「宇宙教育」をオンラインにより実施しました。市内小学生宇宙教育を実施しました。

「知らない、遠い存在の宇宙」から、「見る、身近に感じる宇宙」を体験しました。

 〇実施日時 2021年2月17日(水)午後2時~

 〇実施小学校

    市立須玉小学校6年生、市立泉小学校6年生、市立白州小学校5年生、市立武川小学校6年生 

 〇授業「宇宙の謎」~きぼうの桜プロジェクト北杜

 〇講 師 

   ・JAXA宇宙航空研究開発機構 宇宙きぼう利用センター  主任研究開発員 小澤大作様

 ・JAMSS有人宇宙システム(株)ISS利用運用部利用開拓Gグループリーダー 熊谷亮一様

 ・(一財)ワンアース代表 長谷川洋一様

   

 オンラインの様子

   

 

更に詳しく知りたい

 (一財)ワンアース ホームページ 

 復興庁 ホームページ

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お問い合わせ

産業観光部 林政課

電話:
0551-42-1353
Fax:
0551-42-2335

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