第三セクターとは
国および地方公共団体が経営する公企業を「第一セクター」、民間事業者が経営する私企業を「第二セクター」、国や地方公共団体が民間企業と共同出資によって設立した法人を「第三セクター」といいます。
行政が直営で行うよりも民間の効率的な運営が可能となるため、全国でも多くの法人が設立されています。
出資法人等とは
市が金額の多寡にかかわらず、出資金、基本金その他これに準ずる出資(出えん)を行った法人等をいいます。
黒字経営により地域活性化に一定の効果を上げている第三セクター等がある一方で、経営悪化に陥る第三セクターも全国的に少なくないことから、本市において総務省の「第三セクター等の抜本的改革等に関する指針」に基づき経営状況の公表を行うものです。
北杜市の第三セクター
北杜市が25%以上出資する第三セクターは公益財団法人北杜市農業振興公社、株式会社スパティオ小淵沢、峡北森林組合の3法人です。
このうち、経営状況等を市議会へ提出する必要がある出資割合が50%以上の法人は、公益財団法人北杜市農業振興公社です。
第三セクター等 | 資本金(市出資比率) | 業種 |
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公益財団法人北杜市農業振興公社 | 30,000千円(90.0%) | |
株式会社スパティオ小淵沢 | 65,000千円(49.2%) | 飲食、旅館等 |
峡北森林組合 | 34,174千円(45.3%) |
※財団法人みずがき山ふるさと振興財団は、平成25年3月31日に解散。
※株式会社おいしい学校は、令和元年度より市出資比率が11.1%。