睡眠の役割
- 脳と体に休息を与える
- 「記憶」を整理して定着させる
- 「ホルモンバランス」を調整する
- 「免疫力」を挙げて病気を遠ざける
- 「脳の老廃物」をとる
睡眠障害は生活習慣に関係しています
睡眠の質の低下が、生活習慣病や精神疾患の発症リスクを高めると言われています。
不眠症のタイプは次のものがあります
1入眠障害
・夜になかなか寝付けない
・寝るまでに30分~1時間以上かかる
2中途覚醒
・夜間、何度も目が覚める
・その後なかなか眠れない
3熟睡障害
・眠ったはずなのに、ぐっすりと眠った満足感がない
4早朝覚醒
・朝早く目が覚めてしまう
質の良い睡眠をとるための鍵
1.体内時計を整える
朝起きたら、まずはカーテンを開けて朝日を浴びましょう。くもりの日でも屋外は屋内よりも10倍明るく、体内時計のリセットに十分な明るさがあります。
2.朝食は毎日食べる
規則正しい生活リズムを作るためにも朝食は毎日食べましょう。朝食を食べることで、体の様々な臓器にも、朝が来たことをお知らせします。
3.日中の眠気で困らない程度のお昼寝を
日中眠気が出る場合は、15分程度のお昼寝をしましょう
4.定期的に適度な運動を
程よい筋肉疲労は心地よい眠りを生み出します。激しい運動よりも、負担にならない程度の有酸素運動を継続しましょう。
5.効果的な入浴を
睡眠における入浴の効果は加温効果にあります。寝つきをよくするためには、就寝の2時間から3時間前の入浴が理想です。40度程度のお湯につかることで副交感神経が優位となり、睡眠の質を向上させます。
6.リラックス効果のある飲み物
癒しの作用や鎮痛の効果があるカモミールなどのハーブや、生姜湯、ホットミルクなどは副交感神経が優位になりリラックス効果が得られます。
7.眠りやすい環境づくり
ベッド、布団、枕、照明などは自分にあったものを選びましょう。青白い光は睡眠を妨げてしまうので、暖色系の照明が理想的です。また、寝る前のスマホやパソコンは、ブルーライトにより寝つきが悪くなるために控えましょう。
8.寝る前の飲食に注意
眠れないからといってお酒を飲むことは眠りの質を悪くするので控えましょう。また、コーヒーや、緑茶、チョコレートなどに含まれるカフェインには覚醒作用があります。敏感な人は就寝の5時間から6時間前から控えるようにしましょう。
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