降雪に対する農作物の管理について

降雪に対する農作物の管理について【令和6年1月19日】

積雪に対する農作物・農業用施設の対策をしましょう!

 

令和6年1月20(土)午後6時~21日(日)午前6時にかけて予想される降雪量は、山地を中心にいずれも多いところで、中西部20~40センチメートルが見込まれています。

山梨県では、20日(土)は雪が降り、大雪となる場所がある見込みとしています。予想より気温が低くなった場合には、警報級の大雪となるおそれがあります。

このため、農作物および農業用施設の被害防止に向けた管理を万全に行ってください。農業用ハウスを大雪などの災害から守るためには、保守管理や補強が重要となります。

農業用ハウスや作物の降雪対策は、次のとおりとなります。

◎降雪対策

果樹

  • 加温中のハウスでは、降雪直後から二重カーテンを開放し加温を始め、融雪に努める。また、燃料についても十分補充しておく。
  • 加温前のハウスでは、谷や巻き上げたビニールなどへの積雪には注意し、積雪が増える場合には荷重バランスに注意しながら、速やかに除雪する。
  • ブドウ、スモモ、雨よけハウス等で、防鳥網を広げてある園では防鳥網を除去する。
  • 棚栽培では、支柱などで補強するとともに、粗切り剪定を行い棚への着雪を少なくする。
  • 棚や施設に雪が積もった場合は、棚等の荷重バランスに注意しながら、できるだけ速やかに除雪する。
  • 立木類では、着雪による枝折れを防ぐため支柱などで補強を行う。

 

○野菜・花き

  • 加温ハウスでは雪が積もる前から暖房機を稼働させるとともに、二重カーテンをあけて融雪に努める。
  • 無加温ハウスでは、補助支柱を設置して補強し、積雪が多く予想される場合は、簡易ストーブで早めに加温し、融雪させる。
  • カリフラワーなどのトンネル栽培では、積もった雪は早めに除雪し、押しつぶされる等の被害を防ぐとともに、トンネル内が加湿状態にならないよう換気に注意する。
  • スイートコーン等のトンネルの準備を行うほ場では、堆肥の散布による融雪対策等を

 行い、準備が遅れないようにする。

  • 未使用ハウスではビニールを巻き上げるか、除去し、積雪による倒壊を避ける。

 

 なお、農業技術課HPに農業用ハウスと果樹棚の雪害防止対策指針(大雪に対する技術対策資料)を掲載していますので参考としてください。

  https://www.pref.yamanashi.jp/nougyo-gjt/kisyousaigai.html

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