北杜市ハラスメント撲滅宣言条例
本市では、「北杜市ハラスメント撲滅宣言条例」が、令和7年3月の北杜市議会定例会において議決され、同年3月19日に施行されました。
また、令和7年4月18日に行われた市政報告会にて、大柴市長から「北杜市ハラスメント撲滅宣言条例」が制定されたことの報告を行い、大柴市長、大芝市議会議長、山内副市長、清水教育長が、ハラスメントを撲滅するため宣言書への署名と共同宣言を行いました。
宣言書を手にする大柴市長(中央左)、大芝市議会議長(中央右)、山内副市長(左)、清水教育長(右)
市政報告会の後には、ハラスメントに対する正しい理解を深めるため、アンガーマネジメントハラスメント防止アドバイザーの雨宮知帆子氏を講師に招き、「アンガーマネジメント・パワーハラスメント防止入門講座」をテーマに研修会を開催しました。
この研修会を通して、ハラスメントを未然に防ぐための心がけや自ら実践する行動について理解を深めました。
「アンガーマネジメント・パワーハラスメント防止入門講座」をテーマに研修会を行う雨宮氏
この条例では、「市長、副市長、教育長、市議会議員、その他北杜市の特別職に属する者及び市のすべての職員は、自らの行動を厳しく律し、市民に範を示すべき立場を深く自覚する」とされています。市民の皆様の代表として、市内企業の皆様にご協力をいただきながら、ハラスメントの撲滅に取り組んでまいります。
北杜市ハラスメント撲滅宣言条例の目的
北杜市で暮らし、働き、共に北杜市を築く全ての人が、人とのつながりを大切にし、互いに尊重し合える社会を築くため、ハラスメントの撲滅を目的としています。
対象となるハラスメント
- パワーハラスメント
- セクシャルハラスメント
- 妊娠・出産・育児または介護に関するハラスメント
- カスタマーハラスメント
- 他者に対して誹謗、中傷、風評の流布などにより人権を侵害または不快にさせる行為
具体的な取り組み
条例の目的を達成するため、市民や企業などがハラスメント撲滅宣言を行います。
市民一人一人が、「ハラスメントは絶対しない、させない、許さない、そして見逃さない」という決意持ち、自身がハラスメントをしないこと、他者のハラスメントを許さないこと、第三者の立場でハラスメントを見逃さない視点を持つことで、社会全体でハラスメントの撲滅に取り組むものです。
お互いに尊重し合い、心の豊かさを実感できる北杜市を実現するため、市民、企業、市が一丸となってハラスメントの撲滅に取り組みましょう。
ハラスメント撲滅宣言の提出方法
「ハラスメント撲滅宣言書」に署名することで宣言をします。
「宣言書」は、「北杜市ハラスメント撲滅宣言書交付申請書 (PDF 103KB)」を市に提出し、市が「宣言書」を交付することで受け取ることができます。
交付場所:総務課、各総合支所地域市民課