体力度と技術難易度で、登山道のランクを評価しています。
【体力度】( 1 → 6 )
(低 → 高)
高いほど、高負荷で難易度が上がります
【技術的難易度】(A~E)
技術的
難易度
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登山道の状況 |
求められる能力・技術 |
A
初心者
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- 概ね整備済み
- 転んだ場合でも転落・滑落の可能性は低い
- 道迷いの心配は少ない
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B
初級
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- 沢、崖、場所により雪渓などを通過
- 急な登下降がある
- 道がわかりにくい場所あり
- 転んだ場合に転落・滑落事故につながる場所がある
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C
中級
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- ハシゴ・くさり場、また、場所により雪渓や渡渉箇所がある
- ミスをすると転落・滑落などの事故となる場所がある
- 案内標識が不十分な箇所が含まれる
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- 地図読み能力、ハシゴ・くさり場などを通過できる身体能力が必要
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D
上級
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- 厳しい岩稜や不安定なガレ場、ハシゴ・くさり場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や渡渉箇所がある
- 手を使う急な登下降がある
- ハシゴ・くさり場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落・滑落の危険箇所が多い
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- 地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるバランス能力や技術が必要
- ルートファインディングの技術が必要
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E |
- 緊張を強いられる厳しい岩稜の登下降が続き、転落・滑落の危険箇所が連続する
- 深い藪漕ぎを必要とする箇所が連続する場合がある
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- 地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるバランス能力や技術が必要
- ルートファインディングの技術、高度な判断力が必要
- 登山者によってはロープを使わないと危険な場所もある
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