蚊・ダニ媒介感染症とは
人が野外作業や農作業、レジャー等で蚊やダニの生息場所に立ち入り、病原体を保有する蚊やダニに刺されることによって起こる感染症のことです。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| コガタアカイエカ | 体長4.5ミリメートルほどで、灰褐色~赤褐色。口吻の中央に幅広い白帯がある。日本全国で見られ、水田などから発生する。日本脳炎ウイルスを媒介する。 |
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ヒトスジシマカ
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体長4.5ミリメートルほどで、黒い体に白い縞がある。林の中の溜まった水で繁殖する。近年は公園や民家の水たまりでも繁殖する。デング熱やジカ熱のウイルスを媒介する。 |
蚊を発生させない対策
- 幼虫が発生しやすい水たまりの除去・清掃を行う(雨ざらしの用具、雨除けのブルーシートや古タイヤに溜まった水たまり、植木鉢の皿、屋外に放置された空きビン・缶、ペットボトル等)
- 下草を刈る等、成虫が潜む場所をなくす
厚生労働省_ジカ熱・デング熱の運び屋ヒトスジシマカの発生源を叩け!.pdf (PDF 306KB)
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| マダニ |
硬い外皮に覆われた比較的大型のダニで、主に森林や草地等の野外に生息している。ダニ媒介脳炎、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、回帰熱、日本紅斑熱、ライム病等を媒介する。 |
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ツツガムシ |
体長0.2ミリメートルのダニの一種。肉眼で見分けることは難しい。野山や河川に生息する。卵から孵化した後の幼虫期に動物に吸着する。0.1%~3%が菌を持ち、病原体を持った有毒ツツガムシの幼虫に吸着されるとツツガムシ病に感染する。 |
ダニの感染経路
病原体を保有するマダニ等に刺咬されることによって感染します。人から人に直接感染することは通常ありません。
ダニに噛まれたときの処置
- 無理に引き抜こうとすると、ダニの手足が皮膚に残るため、そのまま速やかに皮膚科等を受診する
- 数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、医療機関を受診する
国立感染研究所_マダニ対策、今できること (PDF 4.28MB)
厚生労働省_「ダニ」にご注意ください.pdf (PDF 301KB)
蚊・ダニが感染症を媒介することから、「蚊に刺されない対策」「ダニに咬まれない対策」が重要です
- 服装
肌の露出を減らし、蚊やダニが付かないようにします。長袖・長ズボンを着用し、サンダル等は避け、足を完全に覆う靴を履きましょう。また、明るい色の服を着て、付着した小さなマダニを見落とさないようにしましょう。
- 動物との接触
散歩等で外出する犬猫等は、草むらや藪に入った時に、蚊やダニが付くことがあります。ペットが寄生されないように、虫よけ用品や予防薬を使用しましょう。また、野生動物や体調不良の動物等と接する機会がある場合は、手袋等をつけて触れるようにしましょう。
- 外出時
DEET(ディート)を含む忌避剤(虫よけ)を使用しましょう。服の上から用いるタイプにも、補助的な効果があるとされています。また、野外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないかを確認しましょう(首、耳、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏等)。
蚊媒介感染症の流行地域に渡航する場合は、現地で蚊に刺されないように十分注意しましょう。