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食生活改善推進員会について

食生活改善推進員会は、「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに、食を通した健康づくり活動を行っているボランティア団体です。全国におよそ13万人の会員が所属しており、北杜市には、令和5年4月現在326名の方が所属しています。

食生活改善推進員は、略して「食改推(ショッカイスイ)」や「食推(ショクスイ)」とも呼ばれています。

 

食改推の目印

活動する際は、ピンクのTシャツとエプロンを着用しています。地域の活動などで見かけたら、気軽に声をかけてください。

また、北杜市食改推の目印を、全国食生活改善推進員会のシンボルマークを基に作成しました。市の食改推から地域に配布するチラシなどを見たら、この目印を探してみてください。

シンボルマーク.png

 

活動内容・報告(随時更新)

地域のお祭りなどの地区行事のほかに、様々な場所で活動しています。食改推の活動の一部を紹介します。

 

 

ほうとうづくりを学びました【会員研修】令和5年10月20日(金)

 山梨県の代表的な郷土料理である「ほうとう」の作り方を学びました。講師は須玉町にある大正館で、子どもたちを対象にほうとう作りを教えている先生をお招きしました。示範台で麺の捏ね方・のし方を学び、その後1人ひとりが家庭で作れる量で麺を打ち、ほうとうを作りました。

 会員からは「麺の打ち方から学び、とても勉強になった」「麺が滑らかで、打ち立てのものはおいしかった」「家でもまた作りたい」などの声が挙がりました。購入したものとは違い、打ち立てのおいしい麺を実際に味わいながら、郷土料理について深く知ることができました。

 

ほうとう.png

 

 

食品ロス削減サポーター研修を行いました【会員研修】令和5年9月28日(木)

 山梨県 県民生活安全課から講師をお招きし、食品ロス削減について学びました。そもそも食品ロスとは何か。減らすために何ができるのか。など楽しくわかりやすく講義をしてくださりました。

~研修会の内容紹介~

食品ロスは年間523万トン(1人1日ごはん茶碗1杯分)排出されている。食品ロスを削減するために

・買い物に行く前に冷蔵庫の中を確認し、買いすぎない

・商品は棚の手前側からとる「てまえどり」の実践

・料理は作りすぎない

・作った料理は残さない

など、普段から1人ひとりが意識することが大切。また、家庭で余った食品(未開封などの条件あり)を寄付する「フードドライブ」も有効。

 会員からは「まずは実践し、周りの人にも教えてあげたい」などの声が挙がり、有意義な研修となりました。

食品ロス.png

熱中症予防について知る【会員研修】令和5年7月4日(火)

 今回は、株式会社大塚製薬から講師をお招きして熱中症予防について研修会を実施し、なぜ熱中症になるのか、熱中症かどうかのチェック方法、予防対策などについて講義をしていただきました。普段から摂取するスポーツドリンクの適切な飲み方についてもわかりやすく説明していただきました。講義後は調理実習を行い、熱中症予防に効果的な栄養素であるビタミンB1やビタミンCなどバランスの整った料理を2品作りました。研修会後の会員の感想では「熱中症予防で塩分を摂るべき時とそうでない時の判断をしたい。」「夏のお祭りで熱中症予防のブースを出すのでとても参考になった」などの声が挙がり、会員の意識が高まる研修会となりました。

熱中症予防について研修会.png

穀類の摂取による食生活改善事業研修会【会員研修】令和4年10月~12月

 令和2年8月に食の改善を通じた健康づくりに向け、株式会社はくばくと北杜市が包括連携協定を締結しました。この協定をきっかけに、今回、市食生活改善推進員会では穀類(とくに大麦)に含まれる食物繊維の健康効果や、料理への活用について、株式会社はくばくの方を講師に研修会を実施しました。
 普段から麦をご飯と一緒に炊飯し麦ごはんを食べているという会員もいましたが、北杜市がおいしいお米の産地ということもあり、ご飯に麦を混ぜて食べたことがない会員も多くいました。今回の研修では、大麦を使った炊き込みご飯と、茹でた大麦を練りこんだ肉団子を入れたスープの2品を作りました。麦ごはんで食べるイメージが強かった大麦ですが、ご飯だけでなく主菜や副菜にも活用方法を学ぶことができました。

前沢地区米粉のパン作り~お米の活用方法を考える~【白州】令和4年11月25日(金)

 日本人1人当たりのお米の消費量は、昭和37年度をピークに減少傾向となっており、日本人のお米離れが懸念されています。お米は炊飯して食べるだけでなく、粉状に加工してパンやクッキーを作ることもできるため、地域の子どもたちにお米について考えてもらうきっかけになればと思い活動を企画しました。
 今回は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、子どもたちと一緒に米粉パンを作ることはできませんでしたが、地域の中学生以下のいるご家庭を訪問し、米粉パンと小麦パンの違いなどを書いたチラシと一緒に会員が作った米粉パンとクッキーをお渡ししました。北杜市はおいしいお米の産地でもあるため、今回の活動で親御さんにもお米やその活用について考えてもらうきっかけになればと思います。

宮脇地区食生活改善推進員の訪問活動【武川】令和4年8月20日(土)

 武川町宮脇地区では、地域の60歳以上の世帯(66世帯101人)に、フレイル予防啓発のため、訪問活動を実施しました。
 高齢期では、3食しっかりと食事を摂り、低栄養による体重減少を予防することが重要です。メタボリックシンドロームの予防からフレイル予防に切り替えてもらうよう声かけをしました。また、フレイル予防のためには、食事だけでなく「運動」と「社会参加」が大切であることをお話しながら、お伝えしました。
 配布したチラシは、3食「主食・主菜・副菜」をそろえることや、食品に偏りがないかを確認してもらえるよう手作りしました。また、区の協力もあり、食事以外のポイントが記載されているパンフレットなども一緒にお渡ししました。
 まだまだ「フレイル」という言葉を知らない方も多かったので、今後も啓発活動に取り組んでいきたいと思います。

配布したパンフレット.png訪問の様子.png

減塩普及活動

平成23年度から、市民の健康を守るために市内のご家庭を訪問し、汁物の塩分濃度測定を行っています。減塩で血圧の上昇を抑えることは、高血圧症だけでなくすべての病気の悪化防止につながります。

各戸訪問では、毎年違うご家庭を訪問しています。ご自宅の汁物の塩分濃度計測をご希望の方は、お近くの食生活改善推進員に声をかけてください。

市全体で「今よりちょっと薄味」を広めていき、地域が元気になることが、私たちの目標です。

令和4年度は、1,353軒を訪問し、汁物の塩分濃度測定を行いました。

 

食改推になるためには?

食改推になるためには、隔年で開講される「食生活改善推進員養成講習会」を受講していただく必要があります。食を通して、自分や家族、地域の健康を守る食改推として活動してみませんか?

※令和5年度は、食生活改善推進員養成講習会を開講します。

食改推Q&A

Q:地区行事で、食改推に食事に関する話をしてほしい場合や汁物の塩分測定をしてほしいときは、どこに連絡すればいいですか?

A:地区の食改推に直接連絡を取っていただくか、市役所健康増進課へお問い合わせください。

 

Q:食改推に調理実習や講話、塩分測定などを依頼したら講師料がかかりますか?

A:講師料はかかりません。

 

Q:食改推になるためには、どうしたらよいですか?

A:隔年で開講される「食生活改善推進員養成講習会」を受講していただく必要があります。受講については、市役所健康増進課または、地域の食改推にお問い合わせください。

 

Q:食生活改善推進員養成講習会はいつ開講されますか?

A:令和3年度に開講されました。次回は、令和5年度に開講予定です。

 

Q:養成講習会ではどんなことをしますか?

A:健康づくりに関する講義と調理実習からなる約20時間のカリキュラムを受講していただきます。修了者には、翌年度から食改推として活動していただけます。

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お問い合わせ

福祉保健部(福祉事務所) 健康増進課

電話:
0551-42-1335
Fax:
0551-42-1123

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