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【令和3年8月31日】令和3年第3回北杜市議会定例会所信表明

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令和3年8月31日、令和3年第3回北杜市議会定例会にて、所信表明をしました。

市長所信

令和3年第3回北杜市議会定例会の開会に当たり、私の市政の運営に対する、所信の一端を申し述べますとともに、提出いたしました案件について、その概要を御説明申し上げ、議員各位、並びに市民の皆様の、御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 

今年の夏は、平年より少し早い梅雨明けとともに、東京2020オリンピック競技大会が開会しました。

オリンピックでは、連日の日本選手のメダルラッシュに、日本中が大いに沸き、開催された17日間は、夏の暑さも凌ぐ、熱の帯びようでありました。

オリンピックの閉会後、梅雨が再来したかのように、台風や停滞前線の影響を受け、九州から本州にかけての広い範囲で大雨となり、各地で災害が発生しました。

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

本市においても、今月14日に、活発化した前線の影響による大雨に伴い、高齢者等に対し避難指示を発出するとともに、市内4箇所に避難所を開設しました。

幸いにも、この大雨の影響による、市内での大きな被害はなかったところでありますが、近年の気候変動に伴い、全国的にも大きな災害が頻発している点を踏まえ、防災減災の取組を進めるとともに、地球温暖化防止に向けた、ゼロカーボンの取組を進めてまいります。

 

  • 新型コロナウイルス感染症の対応

変異株のデルタ株への置き換わりにより、先月から東京を中心に、これまでにないスピードで感染が急拡大し、本県においても、今月に入り、新規感染者が過去最多となり、今月6日に県では、県民に対する不要不急の外出自粛や、事業者に対する休業等を求める、「臨時特別協力要請」を発出しました。

さらに、今月18日には、感染拡大が加速している状況を踏まえ、医療提供体制の確保と県民の命を守る観点から、今月20日から来月12日までの間、本市を含む県内18の市町村を、新型コロナウイルス まん延防止等重点措置の措置区域として指定しました。

この措置の中では、新たに、飲食店等における酒類の提供停止の要請が、盛り込まれたところであります。

 

本市としても、この度の県の措置を踏まえ、引き続き、社会教育施設や屋内体育施設の休館、及び屋外施設については午後6時までの対応を行うとともに、指定管理施設を含む、市の観光施設等に対しては、営業時間短縮や、措置期間中の新規宿泊予約の自粛等を、お願いしております。

併せて、市内保育園の運動会や、中学校の学園祭については延期とし、地域での防災訓練については、中止といたしました。

 

今月24日には、県から小中高校への分散登校の要請があり、これを受け、市では、今月25日から来月12日までの間、3密を回避した授業の実施を行うとともに、オンライン授業を見据えた準備など、子ども達の学びを止めない、感染対策を行っているところであります。

また、保育園についても、来月12日までの期間、家庭での保育が可能な場合には、できる限り保育所等への登園を控えていただきたい旨のお願いがあり、市としても、保護者の皆様に御検討いただくよう、お願いしたところであります。

 

一方、観光事業者の皆様におかれましては、昨年、大型連休の休業や夏場の人出の減少など、大変苦しい思いをされたことから、今年の夏場に期待を持たれていた方は、多かったと思いますが、今回は、更に厳しい自粛要請等が出されたことから、大きな打撃となってしまいました。

今後も、感染状況や天候により、観光産業への影響は、先行き不透明な状況でありますが、市では、この感染拡大の波を断ち切るための切り札であります、ワクチン接種を迅速に進め、希望する全ての市民に対し、本年10月までの接種完了を全力で目指してまいります。

 

併せて、疲弊している地域経済を立て直すため、国の交付金等も活用し、観光事業者に対する、早急な支援策を創設する予定であります。

また、市の公共施設を、安全・安心に御利用いただくため、全ての施設へのスタンド式自動検温器の設置や、万が一、新型コロナウイルスに感染した場合、日常生活に大きな支障が生じることも想定されるため、緊急支援物資の手配などについても、速やかに検討してまいります。

市では、市民の皆様の命と健康を守ることを最優先に、感染拡大を食い止めるため、市民、企業の皆様と力を合わせ、未来に希望が持てる北杜市にしてまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。

 

  • ワクチン接種の状況

今月29日時点で1回目の接種を終えた方は、全体の約60パーセント、2回目の接種を終えた方は、全体の約45パーセントとなっております。

現在の感染拡大の要因となっているデルタ株ウイルスは、20代から40代までの世代を中心に、まん延していることから、早期接種を加速させてまいります。

また、妊婦、そのパートナー及び同居家族へのワクチンの優先接種については、緊急的な措置として、来月5日から、接種ができるように、体制を整えたところであります。

 

・初代北杜市長 白倉政司氏追悼記念事業

「人と自然と文化が躍動する環境創造都市」として、北杜市の名を全国に知れ渡らせるとともに、財政の健全化を公約の一丁目一番に掲げ、行財政改革を確実に進めた結果、国や県からも高い評価をいただくなど、初代北杜市長として豊富な政治経験と、卓越した指導力を活かし、市政発展に多大な貢献をされた、白倉政司氏を偲び、郷土の誇りとして、その人物像や功績を記録に留め、広く市民の皆様に御紹介するための、追悼動画を現在作成中であります。

この追悼動画は、本年の市制施行17周年記念式典後の、追悼記念事業として上映を予定しております。

その後、週刊ほくとニュースでの放映や、動画を保存したCD-ROMを、関係者及び関係施設に配布してまいりたいと考えております。

 

・企業、団体の皆様からの寄附

本市に思いを寄せる、多くの皆様から御寄附をいただきました。

「北杜ロータリークラブ様」から、子どもの貧困対策に活用していただきたいと、50万円の御寄附をいただきました。

今後、学校の長期休業中の、子どもの食糧支援事業に、活用してまいりたいと考えております。

 

市内に事業所を持つ企業様から、「新型コロナウイルス感染防止対策に役立ててほしい」と、子ども用マスクを3万9千枚の御寄附をいただきました。

このマスクについては、小学校9校、認可保育施設18施設、放課後児童クラブ15施設で活用させていただいております。

 

また、長年にわたり、商店街の活性化と、消費者との“ふれあい”を大切にした、ポイントカード事業等を展開されてきました「高根町まごころカード店会」様から、会の解散に伴い、多額の御寄附をいただきました。

今後、高根町内の小中学校の教育活動や、「八ヶ岳スケートセンター」の運営など、教育の振興と福祉の向上のために活用させていただきます。

 

「一般社団法人アニマルパスウエイと野生生物の会」様、及び「一般社団法人ヤマネ・いきもの研究所」様からは、北杜市の豊かな自然環境の中で生息する「やまね」を題材とした「やまねミニ絵本」、360冊を寄贈いただきました。

絵本は、市内小学校5年生の環境教育等に活用させていただきます。

 

その他にも、来庁者向けの抗原検査キットや、消防団員募集に向けた曲が入ったCDの御寄附をいただくなど、企業、団体の皆様の温かい御支援に対し、感謝を申し上げるとともに、市としても、その想いを大切にして、活用させていただきます。

 

  • 市政の状況

いじめ事案についての第三者委員会報告書

市内中学校での、いじめ事案について、平成30年から調査を行ってきた「第三者委員会」の報告書が、今月、市教育委員会に提出されたところであります。

学校でのいじめがあったとの報告書の内容を、市としても、真摯に受け止め、いじめ防止のための対策を、教育委員会とも連携し、進めてまいりたいと考えております。

 

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会

本市でのオリンピック事前合宿については、先月18日から23日までの6日間、フランスBMXレーシング競技チーム15名を、受け入れました。

オリンピックでは、出場選手8名のうち、男子選手3名、女子選手1名が決勝に進出する中で、惜しくもメダル獲得には至りませんでしたが、監督からは、「北杜市の皆さんの温かい『おもてなし』に感謝しています。」とのメッセージをいただきました。

今後も、今回のオリンピックのレガシーを、次世代につないでいくため、フランスチームの皆さんが、再び北杜市へ訪れていただけるよう、交流を継続するとともに、市内のBMX競技やビーチバレーボールの施設を活用し、競技への関心を高め、北杜市から世界で活躍する選手の育成に努めてまいります。 

また、現在開催中であります、パラリンピックについても、今後、障がい者の方だけでなく、子どもから高齢者までが、パラスポーツを楽しめるよう、普及を図ってまいります。

 

八ヶ岳スケートセンター

先月29日に「第1回北杜市八ヶ岳スケートセンター管理運営委員会」を開催し、来年度からの年間活用策、利用者増加策等について、検討を始めたところであります。

一方、スケートセンター周辺の活性化策を検討する「北杜市八ヶ岳スケートセンター周辺地域活性化協議会」については、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催を延期しました。

スケートセンターの利用者増加に向けて、夏場の活用策を中心に、今後、委員の皆様からの御意見を集約し、来年度当初予算に、必要経費を予算計上してまいりたいと考えております。

 

日本シニアオープンゴルフ選手権の開催

来月16日から19日までの日程で、日本シニアオープンゴルフ選手権が、須玉町のシャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部において開催されます。

この選手権はシニアの頂点を決める、年に一度の大会であり、山梨県内では初の開催となります。

本大会は、NHKを通じて全国に生中継されることから、この機会を通じて、本市の魅力発信を全国に行ってまいります。

 

新型コロナウイルス感染症の関連施策

(子育て支援策)

新型コロナウイルス感染症の経済への影響が、長期化していることに鑑み、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、本年10月から来年3月までの半年間、学校給食費並びに保育料及び副食費を、再び無償とすることとし、コロナ禍においても、子育て世帯が安心して子育てができるよう、努めてまいります。

 

次に、本年、連携協定を締結した「NPO法人フードバンク山梨」様との取組として、就学援助を受けられている世帯の子ども達を対象として、今回、夏休み期間中に食料を届ける事業を実施しました。

コロナ禍の影響を受ける世帯からは、「仕事がなくなる中、食料の提供はとてもありがたく、子ども達も大喜びです。」とのお声をいただいており、今後も、子ども達の健やかな成長を応援するため、フードバンク山梨様や関係機関と協力して、この取組を推進してまいります。

 

一方、市立保育園ではこれまで、使用済みオムツについて、健康の状態などを保護者が確認できるよう、お持ち帰りいただいておりましたが、衛生管理の面や、新型コロナウイルス感染防止の観点から、今月1日から園で処理を行うこととしたところであります。

保護者の方からは、「負担が減った」などのお声をいただいておりますので、引き続き、子育てがしやすい環境づくりを進めてまいります。

 

(北杜市プレミアム付商品券「ほくとトクトク商品券」)

商品券については、市民の皆様に大変好評をいただき、予定した販売数を完売いたしました。

また、事業所の皆様からの商品券の換金率は、昨日時点で、総計で約65パーセント、その内、飲食業約11パーセント、宿泊業約1パーセントとなっております。

なお、商品券の使用期限については、新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進んでいることから、市民の皆様が商品券を確実に利用でき、地域事業者の皆様にその効果が十分に行き渡るよう、10月末まで延長いたします。

 

(ともにがんばろう北杜、最大30パーセント戻ってくるトクトクキャンペーン)

9月1日から開始を予定しておりました、QRコード決済サービス「PayPay」と連携した、「ともにがんばろう北杜、最大30パーセント戻ってくるトクトクキャンペーン」についても、実施開始時期を1箇月延期し、10月1日から11月末までの2箇月間、キャンペーンを実施することとしました。

キャンペーンの対象となるスマートフォン用アプリの登録は簡単にできますので、多くの市民の皆様に御利用いただけるよう、市のホームページ及び週刊ほくとニュースで、登録方法について周知を図ってまいります。

 

(ほくと誘客推進事業)

一方、「ほくと誘客推進事業」については、予定どおり、宿泊対象期間を、本年11月1日のチェックインから来年1月1日までのチェックアウトまでとし、クーポンの予約期間を、10月12日から12月31日までとして実施いたします。

本事業では、楽天トラベルと連携したWEBでのプロモーションを行い、市内への誘客促進と、それに伴う域内観光産業の活性化を図ってまいります。

 

サテライトオフィス等整備推進事業

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機に、感染防止対策として、テレワークによる働き場所にこだわらない働き方が急速に浸透し、これまで地方への移住の課題でありました、働く場所の在り方が変わってきたことにより、大都市圏からの地方への新たな人の流れが生まれております。

この人の流れの受け皿として、本市では現在、旧道の駅こぶちさわについて、県の補助金を活用して、都市部の企業を対象とした、サテライトオフィスの整備に向けて、現在、設計が終わり、工事の入札の手続きを進めております。

また、今月採択されました国の「地方創生テレワーク交付金事業」として、長坂コミュニティ・ステーション内に、コワーキングスペース等を整備するほか、民間事業者が整備するサテライトオフィス等に補助することとし、本定例会に所要の経費をお願いしているところであります。

今後、市内へのテレワーク環境を整え、二拠点居住や移住定住の推進、また、JR長坂駅前の活性化などにつながるよう、取り組んでまいります。

 

新たな総合計画の策定状況

コロナ禍を契機とした社会の変化に対応し、10年後に子どもで賑わう、夢かなうまちを実現するための指針である、「第3次北杜市総合計画」について、現在、「北杜市総合計画審議会」において、御審議いただいております。

このうち、大きなテーマである、子どもの数を増やすための方策の具体策については、「ほくとこども育成戦略会議」の中においても、様々な視点から検討をいただいているところであります。

また、行財政改革については、「第3次総合計画」と一体的に取りまとめる中で、公共施設保有量の最適化や、業務のアウトソーシング等、本市の重点課題を中心に、「北杜市行政改革推進委員会」において御審議いただいております。

今後、各委員会で審議を進め、「第3次総合計画」の本年度中の策定を目指していまいります。

 

連携中枢都市圏構想

山梨県内においては、甲府市が中核市に移行したことを受け、同市からの呼び掛けにより、本市を含む県内9市1町が、連携中枢都市圏の形成を視野に現在、協議を進めているところであります。

本市としては、住民サービスの維持・向上、地域経済の活性化につながるよう、観光、農業を含めた、様々な分野において連携を図ってまいりたいと考えております。

今後、協議の進捗状況については、都度、議会に御報告してまいります。

 

中部横断自動車道

今月29日に中部横断自動車道の南部区間が開通し、山梨県内から静岡までのアクセスが格段に向上しました。

中部横断自動車道は、太平洋から日本海に通じることで、沿岸部と内陸部が結ばれ、物流・医療・観光・文化など多方面にわたり、影響が及ぶとともに、命の道として、防災の観点から大変に重要な路線であります。

本市としては、今月26日に、韮崎市、甲斐市の両市長とともに、中部横断自動車道長坂~八千穂間の早期事業化、開通を求める要望書を、知事へ提出したところであります。

今後も、事業化に向けて、北杜市議会、沿線市町村、関係機関等と連携を図るとともに、国・県へ働きかけてまいります。

 

県による盛土緊急点検の調査結果

先月、静岡県熱海市で発生しました、大規模土石流を受け、県では、市内の大規模盛土造成地2箇所、及び林地開発行為に該当して設置された、太陽光発電設備22箇所に係る、緊急点検を先月実施しました。

点検の結果、土砂災害に直結するような大きな異常はないとの結果でありましたが、盛土等土砂埋立てに関しては、市民の皆様からも御心配を寄せられていることから、今月26日に、県に対し、盛土事業者等に対する徹底指導や、相互の情報共有、市への支援について要望したところであります。

今後も、県と連携を図りながら、しっかりと対応してまいります。

 

北杜市太陽光発電設備設置と自然環境の調和に関する条例

先月13日に公布されました「山梨県太陽光発電施設の適正な設置と維持管理に関する条例」が、本年10月1日に施行いたします。

これを受け「北杜市太陽光発電設備設置と自然環境の調和に関する条例」の、県条例と競合関係にある事項について、整合及び調整を行う必要があることから、今回、本定例会に条例の改正案を提出したところであります。

県の条例においては、特に、森林法第5条に規定される地域森林計画対象民有林、いわゆる「5条森林」が設置規制区域に含まれることになるため、今後、本市における対象施設整備の状況が変わっていくものと予想されますので、今後、県と緊密な連携を図りながら、適正な設置となるよう、努めてまいります。

 

通学路の整備

千葉県八街市で発生しました、下校中の児童を巻き込む事故を受け、国及び県から、通学路合同点検の調査依頼があったことから、本市においても、例年よりも早く、学校や警察等関係機関と連携し、市内一斉の通学路点検を実施したところであります。

今回の点検では、104箇所を調査し、危険箇所については、現在、関係部局と対応を協議しております。

市としては、児童生徒が安全・安心に通学できるよう、通学路の安全確保に努めてまいります。

 

「世界に誇るワイン産地づくり」に向けた取組

市では、北杜の恵まれた自然環境により、育まれる多種多様な農産物等のブランド化を図るため、「世界に誇る『食のバレー北杜』」を目指し、取組を進めているところであります。

その取組の一つとして、「世界に誇るワイン産地づくり」に向けて、関係者同士の意見交換会や勉強会を開催しているところであります。

今後、私自らトップセールスとして首都圏の企業に赴き、北杜の特色あるワインを紹介するとともに、地理的表示GI保護制度の導入検討や、ぶどう栽培農家への支援など、ブランド化に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。

世界で戦える産地を目指し、関係者の皆様と協議を重ね、力を合わせながら、一歩一歩着実に取組を進めてまいります。

 

企業との包括連携協定に基づく取組

(サントリー食品インターナショナル株式会社様との取組)

本年度、市内小学校4年生と5年生の全児童を対象に、「水育」として、水を育む森の大切さなどを学ぶ授業を実施しております。

 

(THE NORTH FACE様との取組)

感染状況を踏まえた中で、秋に開催予定の各種イベントについて協議を進めているところであります。

 

(東洋ライス株式会社様との取組)

市内の農業生産法人が育てている特別栽培米について、本年11月から、東洋ライス株式会社独自の無洗米加工を行い、「金芽米」として、学校給食に使用することを予定しております。

市内の子ども達に、特別精米による栄養価の高い、北杜の美味しいご飯を食べてもらうことで、「ふるさと北杜」を誇りに思い、持続可能な農業について考えてもらえるよう、取り組んでまいります。

 

(その他)

新たに、大手外食チェーンとの協働により、明野町地内の市などが所有する山林を活用し、社会貢献活動の一環として、社員の方による森林整備や環境教育のフィールド利用を始めることとなりました。

本市の大切な資源であります、森や水を守り、活かす取組を、企業の皆様と共に、進めてまいります。

 

「米食味コンクール」の開催

北杜市は、県内で最も広い水田面積を有し、昔から米どころとして有名であり、生産されるお米は高評価をいただいております。

この環境を次世代に引き継いでいくため、本市が日本一美味しいお米の産地となり、農家の皆さんが「儲かる農業」を実践できることで、「持続可能な農業」の実現を目指す取組として、新たに、「米食味コンクール」の開催を本年11月に予定しております。

コンクールでは、市内で栽培されたお米の食味を基準に、より美味しいお米を生産された農家の方を表彰するとともに、このコンクールを契機として、関係機関と連携し、市内水稲栽培農家の食味に対する、更なる意識改革と栽培技術の向上を図ってまいります。

また、このコンクールを今後も継続し、令和6年度に「米・食味分析鑑定コンクール 国際大会」の、本市での開催を目指してまいります。

 

就業・雇用支援

(福祉事業所向け就職ガイダンスの開催)

人材不足が常態化している福祉事業所の求職活動を支援するため、就職ガイダンスを本年10月30日に開催します。

県内外の福祉関連の学科を有する高校、大学及び専門学校に開催の案内を送るなど、一人でも多く雇用が確保されるよう、支援に努めてまいります。

 

(ひとり親の方などを対象としたパソコン教室の開催)

ひとり親の方などの就職等を支援するため、パソコン教室を来月から開催します。

就職・転職時には、事業所からパソコン用ソフトのスキルが求められることが多いことから、資格検定を目標に、全10回にわたり教室を開催し、希望する事業所に就職できるよう支援してまいります。

 

 

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お問い合わせ

北杜未来部 政策推進課

電話:
0551-42-1162
Fax:
0551-42-1127

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