マスクの着用ができない方がいます
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一つとして、マスクの着用が推奨されています。
しかし、社会の中には呼吸器や皮膚の疾患や、自閉症、感覚過敏、知的障害など様々な病気や障害が原因でマスクの着用が難しい方がいます。また、聴覚に障害がある方は、表情や口元の動きでコミュニケーションを取る場合に、止むを得ずマスクを着用できないことがあります。
このような方は、周囲からわがままと誤解されたり、厳しい視線を向けられることがあります。様々な病気や障害により、マスクを着用できない方やアルコールでの手指消毒ができない方がいるということを知り、お互いが思いやりを持って過ごしましょう。
厚生労働省: マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について
マスクの着用が難しい方も、咳エチケット(※)や手洗い、部屋の換気などの感染対策をお願いします。※咳やくしゃみをする際、ティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って口や鼻をおさえること
マスクの着用が困難であることの意思表示
マスクの着用が困難であることを周囲に知らせることも、周囲の理解を促すために有効な方法となります。「マスクがつけられません」とお知らせをする意思表示カードなどを携帯している方もいます。意思表示カードなどは、インターネット上でダウンロードできるものがありますので、ご活用ください。