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【令和3年11月30日】令和3年第4回北杜市議会定例会所信表明

令和3年11月30日、令和3年第4回北杜市議会定例会にて、所信表明をしました。

市長所信

令和3年第4回北杜市議会定例会の開会に当たり、私の市政の運営に対する、所信の一端を申し述べますとともに、提出いたしました案件について、その概要を御説明申し上げ、議員各位、並びに市民の皆様の、御理解と御協力を賜りたいと存じます。

ふるさと北杜の山々は、今年も見事な紅葉で、私達を楽しませてくれましたが、北杜の地にも徐々に冬の訪れが感じられるようになりました。

 

  • 市内の経済状況と今後の対応など

新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、8月下旬から減少に転じ、9月末には国内の全ての緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は解除され、行動制限も段階的に緩和している状況であります。

こうした状況を受け、先月からは、県内外からの観光客が市内にも徐々に訪れるようになり、秋の観光シーズンに合わせて、観光地での人の賑わいが戻ってまいりました。

市では、疲弊している店舗・事業者への経済対策として、プレミアム付商品券の「ほくとトクトク商品券」販売や配布、QRコード決済サービスを利用した「ともにがんばろう北杜、最大30パーセント戻ってくるトクトクキャンペーン」の実施、さらに、本市への宿泊を促進するための、「北杜版GoToトラベルキャンペーン」の「ほくと誘客推進事業」の実施など、切れ目なく対策を講じてまいりました。

こうした中、国では、今月19日に、岸田首相の下、新たな経済対策が閣議決定されたところであります。

経済対策では、新型コロナウイルス感染症対応に万全を期すとともに、「新しい資本主義」を起動させ、「成長と分配の好循環」の実現を目指すこととしております。

市としても、これまでの取組の検証を行うとともに、国の経済対策を最大限に生かし、支援を必要とされる方への対応や、地域経済の立て直しのための支援など、スピード感をもって、しっかりと対応してまいります。

 

  • ワクチン接種の状況

一方、新型コロナウイルスの感染予防は、引き続き重要な取組であります。

新型コロナウイルスのワクチン接種につきましては、今月7日をもって、接種を希望する64歳以下の方への2回目の接種を終え、この結果、対象となる市民のうち、約8割の方へのワクチン接種が完了しました。

来月からの3回目の追加接種に向けては、2回目接種終了後、概ね8箇月以上が経過する、医療従事者等の皆様から接種が始められるよう、現在準備を進めているところであります。

その後、来年2月から65歳以上の方及び高齢者施設等の入所者及び従事者の方に、5月から64歳以下の方への接種を予定しております。

接種券の発送につきましては、3回目接種の対象となる時期に合わせ、市民の皆様には順次接種券等を送付してまいりたいと考えております。

引き続き、市民の皆様には感染予防に努めていただけるようお願いいたします。

 

  • 秋の叙勲、受賞

今月3日に令和3年秋の叙勲受章者が発表され、山梨県酒造組合会長の北原兵庫様が、旭日小綬章を、元岐阜県知事公室参与の小倉伸一郎様と、元総務省近畿総合通信局総務部長の宮下功様が、瑞宝小綬章を、「仁生園」介護職員の内田則子様が、瑞宝単光章を、それぞれ受章されました。

危険業務従事者叙勲においては、元峡北広域行政事務組合消防司令長の仲澤幸雄様が、瑞宝双光章を、元山梨県警部の小池啓一様と、元山梨県警部補の由井荘一様が、瑞宝単光章を、それぞれ受章されました。

令和3年の秋の褒章では、山梨県スポーツ推進委員協議会会長の飯田忠子様と、山梨県電気工事工業組合理事長の金丸正幸様が、藍綬褒章を、それぞれ受章されました。

また、北杜市公民館運営審議会会長の内藤久敬様が、地域における社会教育の振興に功労があったとして、文部科学大臣表彰の「社会教育功労者表彰」を受賞されました。

皆様の受章は長年にわたる功労をたたえるものであり、受章された皆様に、心から敬意とお祝いを申し上げます。

 

  • 中高生の活躍

今月14日に開催されました「第43回少年の主張全国大会」において、甲陵中学校3年生の平澤朋佳様が、「『心のマスク』をはずして」と題したスピーチで、2位にあたる文部科学大臣賞を受賞されました。

また、建築や土木などの学科で学ぶ高校生を対象にした「高校生の作文コンクール」において、甲府工業高校1年生で、明野町の小泉颯葵様が、「笑顔のために」と題した作文で、最高賞の国土交通大臣賞を受賞されました。

この度の受賞は大変に喜ばしく、御家族、学校関係者の皆様に敬意を表すとともに、今後の御活躍を期待するところであります。

 

  • 市政の状況について

「第3次北杜市総合計画」の策定状況

コロナ禍を契機とした価値観や働き方の変化、地方回帰の流れ、デジタル技術の進展といった社会の変化は、本市の優位性を一層高める大きなチャンスであります。

こうした変化に対応し、10年後に子どもが賑わう夢かなうまちの実現を目指す、「第3次北杜市総合計画」の策定について、「北杜市総合計画審議会」において検討が進められてまいりました。

本計画では、豊かな自然環境や首都圏に近接する本市の強みを生かし、移住定住や子育て支援施策に一層磨きをかけ、若い世代に選ばれるまちづくりに重点的に取り組むこととしておりますが、今般、本審議会において計画の素案が、とりまとめられたところであります。

なお、素案には、10年後に子どもが賑わう夢かなうまちの実現に向けた具体策を検討する「北杜こども育成戦略会議」からの提言が、十分に反映されております。

一方、人口減少と少子・高齢化が加速する中、新たな総合計画が目指す都市像を実現するためには、公共施設の在り方の見直しや、事務事業と財源の一層の選択と集中、社会変化や市民ニーズに対応した組織の見直しなど、次世代にツケを残さない、持続可能な行政基盤を構築することが大変重要であります。

こうした市の重要課題に対応し、「第3次総合計画」の推進を下支えする指針となる、「新たな行政改革大綱」の策定について、「北杜市行政改革推進委員会」において、検討が進められてまいりましたが、今般、本委員会において大綱の素案が、とりまとめられたところであります。

今後、「第3次総合計画」の取組が確実に進められるよう、簡素で効率的な市役所の構築と財政の一層の健全化の推進など、これまでにない思い切った行政改革を進めてまいります。

 

行政組織の見直し

「北杜新時代・幸せ実感・チャレンジ北杜」を市政推進の基本として、「新・行政改革大綱」に基づく改革を着実に実行し、「第3次北杜市総合計画」に掲げる施策を効果的に推進するため、新しい時代に総合的に対応できる行政組織へと大きく見直しを図ります。

見直しに当たっての重点項目として、本市での子育て環境の充実を図るための「子育て支援」、地域経済活性化のための「産業創出」、そして、効率的、持続的に市民サービスの向上を目指す「行政改革」の視点を中心に見直しを進め、新たな体制で、新年度からスタートできるよう、準備を進めてまいります。

 

中部横断自動車道

北部区間の長坂から八千穂間の未開通区間の早期事業化、開通に向けて、北杜市全体の「期成同盟会」の早期設立を目指し、関係部局や関係団体等と協議を行い、準備を進めているところであります。

また、未開通区間は、長野・山梨両県にまたがるため、県を超えての緊密な連携が重要となることから、先月から、未開通区間の長野県側の沿線市町村首長の皆様の所に、私自ら直接、個別に訪問し、更なる連携強化と、関係機関へ要望活動等を行うための、新たな組織を設立したい旨をお願いしてまいりました。

各市町村の首長の皆様からは、快く賛同していただきましたので、組織化に向けて、現在事務レベルで協議を行っているところであります。

今後、市民の皆様、北杜市議会、各種関係機関等と情報共有を行うとともに、市の「期成同盟会」及び、本市を含む関係自治体で構成する組織の、2つの新たに設立する団体を通じて、国や県に対し、中部横断自動車道北部区間の早期事業化、開通を強力に働きかけてまいります。

 

八ヶ岳スケートセンター

来年4月、山梨県から市への引き渡しを前に、県において、スケートリンクの冷凍設備や、建物の補修など改修工事が進められているため、今期は休業となります。

休業期間中、市立小中学校のスケートクラブ等が、県外の施設を使う際の移動費を補助し、練習機会の確保を支援してまいります。

一方、先月、八ヶ岳スケートセンター周辺の活性化策を検討する「北杜市八ヶ岳スケートセンター周辺地域活性化協議会」を開催し、周辺エリアの目指すべき将来像や施策について、今後2年かけて検討していくこととなりました。

また、八ヶ岳スケートセンターの夏場も含めた年間活用策、利用者増加策等については、「北杜市八ヶ岳スケートセンター管理運営委員会」において、現在、検討していただいているところであります。

さらに、本市におけるスケート文化の振興やスケート競技の普及を担う施設の整備、及び管理運営に必要な経費の財源として、「北杜市スケート振興基金」を創設することといたしました。

今後、ふるさと納税制度の積極的な活用や、ネーミングライツなどの導入も研究し、安定的な財源の確保につながるよう、努めてまいります。

 

浅川兄弟顕彰碑お披露目式

今月28日に、顕彰碑を寄贈していただきました河正雄様や、駐横浜大韓民国総領事館から尹喜粲総領事をお迎えし、「浅川兄弟顕彰碑お披露目式」を開催いたしました。

市では、本年が浅川巧生誕130年の節目に当たることから、3年がかりで取り組んでまいりまいりました学習漫画を、この日、発刊しました。

制作には、河様を始め、「浅川伯教・巧兄弟を忍ぶ会」、その他関係者の皆様に御協力をいただきました。

大変ありがたいことと思うとともに、この漫画を通じて、次世代を担う子ども達に浅川兄弟の精神をつないでいくよう、期待するところであります。

 

芸術文化に関する取組

北杜市を舞台に、芸術と観光を掛け合わせたイベントである、「HOKUTO ART PROGRAM」が、先月から来月にかけて、市内美術館等を中心に開催されております。

清春芸術村には、先日、ユネスコ親善大使に任命された、世界的な映画監督の河瀬直美様の作品が展示されるなど注目を集めております。

また、先月30日には、「第13回中村キース・へリング美術館国際児童絵画コンクール」の授賞式に参加し、世界各国からの約1700点にも及ぶ応募の中から選ばれた作品に、大いに刺激を受けたところであります。

市としましても、地域資源に一層磨きをかけ、世界に誇る芸術のまちを目指してまいりたいと考えております。

 

ICTを活用したプログラミング体験

子ども達にICT機器及びプログラミングに慣れ親しんでもらうため、民間事業者からの提案により、来月、希望する市内小中学校の児童生徒に対して、プログラミングの初歩を体験していただく取組を行うこととしました。

こうした県内でも先進的な取組を通じて、子ども達にICT教育が浸透することを期待しております。

 

移住定住促進施策

先月16日に、農業に関心のある移住希望者を対象にした、「暮らし体験オンラインツアー農業編」を開催し、首都圏から24組が参加しました。

市内在住の農家らが直接、メリットや課題を説明した後、希望者からも質問が積極的にされるなど、活発な意見交換が行われました。

また、来月10日には、第2弾として「しごと編」をツアー形式により開催予定で、市内の事業所の担当者からの説明や、移住経験のある社員との交流会などを行う予定であります。

こうした、地元の方や先輩移住者との交流、田舎体験を通じて、移住希望者の方の不安を取り除き、移住定住につながるよう、今後も取組を進めてまいります。

 

宇宙を旅した北杜市産特産品の帰還式

「東北復興宇宙ミッション」の一環として、参加自治体から野菜や花の苗などを「国際宇宙ステーションISS」に運ぶプログラムで、北杜市は特産品である「農林48号の種」と「北杜市産ホップかいこがねの苗」を、ISSに運び、帰還したことを受け、9月に「帰還式」を開催しました。

人類が考える最大級の距離を往復し、無重力状態など、私たちが経験したことのない、過酷な環境を耐えた、貴重なお米とホップでありますので、まずは発芽を目指してまいります。

 

「世界に誇るワイン産地づくり」に向けた取組

市内産ワインを多くの皆様に知っていただく機会を創出し、ブランド化を推進するため、来年2月に、県内外のワイン関係者、報道機関、事業者などの方々を集め、テイスティングイベントの開催を予定しております。

イベントは、インターネットを通じて配信し、市内産ワインが持つ特徴や、ワイナリーの紹介、醸造家の方の想いなど、世界に向けて情報発信し、世界で戦えるワイン産地化に向けた取組を進めてまいります。

 

企業との連携

はじめに、林業振興の分野においては、先月22日に、市及び「大内窪外壱字恩賜県有財産保護組合」様と、レストラン「デニーズ」を運営する「株式会社セブン&アイ・フードシステム」様、「有限会社藤原造林」様と、市内の市有林等における、社員の方による森林整備や環境教育の場として活用していただくための、森林整備協定を締結しました。

今後も、地域や企業の御協力をいただく中で、本市の大切な資源である森を守る取組を推進してまいります。

観光振興の分野においては、「THE NORTH FACE」様との連携事業として、今月6日、プロアドベンチャーレーサーで、本年8月に全国の3百名山の踏破を達成した、田中陽希様による特別講演会を開催し、本市の山の魅力を語っていただいたほか、今月27日には、中山登山道整備イベントも開催しました。

登山道整備をイベントとして実施する、革新的な取組とあって、定員は瞬く間に埋まるほど、関心度は高く、今後も、「THE NORTH FACE」様と連携して、「アウトドアの聖地」としての魅力が増すよう、取組を進めてまいります。

 

また、今月には、市内に2拠点生活の、新しいライフスタイルに対応した宿泊施設が、オープンしました。

本市の豊かな森があることが、北杜の地を選んだ理由の一つと伺いましたので、市としても、北杜の財産である、この素晴らしい自然環境を守り、その魅力を活かし、情報発信していくことで、企業参入や関係人口の増加につなげてまいります。

 

農業振興の分野においては、今月20日に、「『名水の里』米食味コンクール」を本市において初めて開催いたしました。

コンクールには、市内農家83名の方々から、それぞれ自慢のお米、114検体を出品していただき、美味しいお米グランプリを高根町の原圭吾様が受賞し、その他、準グランプリ2名、金賞3名の方の表彰を行いました。

当日は、コンクルールに合わせて、本市が連携協定を締結しております「東洋ライス株式会社」様及び「ちとせグループ」様による、お米や、土づくりに関する基調講演や、「梨北農業協同組合」様による栽培技術講習会等も開催しました。

令和6年度の本市での「米食味コンクール国際大会」開催に向け、日本一美味しいお米の産地となることを目指し、農家の皆様、企業や団体、行政が連携して、環境にも配慮した持続可能で、かつ儲かる農業につながるよう、取組を進めてまいります。

 

さらに、デジタル化や循環型社会へのニーズが増す中で、本市も時代に即した市民サービス向上に資する取組を進めるため、新たな企業との連携も現在、調整中であります。

「第3次北杜市総合計画」が目指す市の将来像を実現するためには、行政のみでは達成は困難でありますので、今後も、積極的に民間のノウハウを取り入れ、効果的な施策の実行に努めてまいります。

 

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お問い合わせ

北杜未来部 政策推進課

電話:
0551-42-1162
Fax:
0551-42-1127

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