【令和4年5月31日】記者会見を開催しました

迅速な情報提供と情報の透明性を図るため、記者会見を開催しました。

記者会見の今回の記者会見は、市長が公務のため欠席し、副市長が対応しました。内容は、以下の通りです。

  • 今回の記者会見は、市長が公務のため欠席し、副市長が対応しました。

「下校途中の子どもを誘拐する」といった内容のメールについて

「下校途中の子どもを誘拐する」といった内容のメールについて

はじめに、昨日の報道により、ご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、5月29日、市の代表メールに「下校途中の子どもを誘拐する」といった内容の予告がございました。

市といたしましては、警察に相談するとともに、市立の小中学校及び高等学校において、登下校時における教職員らの見守りを強化し、小中学校においては6月3日までの間、下校に際して保護者への引き渡しを行うなどの対策をとったところでございます。

有効期限を超過した新型コロナウイルスワクチンの誤接種について

次に、新型コロナウイルス関連ですが、先頃、判明いたしました、有効期限を超過した新型コロナワクチンを、誤って接種してしまった件につきまして、市民の皆様にご心配とご迷惑をお掛けしましたこと、改めてお詫び申し上げます。

今後、このような事案が2度と起きないよう、再発防止策を講じ市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。

 

新型コロナウイルスワクチン4回目接種について

次に、ワクチンの4回目接種ですが、本市におきましては、昨日から、医療従事者など、先行接種した方々への接種を始めました。6月27日からは、60歳以上の高齢者や、18歳以上の基礎疾患がある方を対象に、本格的な接種を開始する予定です。

 

増冨・和田地区の大規模火災 被災者への見舞金、弔慰金について

次に、3月に発生いたしました、増富・和田地区の大規模火災につきましては、市民1名の尊い生命が失われる結果となってしまいました。亡くなられた方、そして、ご家族の皆様方に、心よりお悔やみ申し上げます。

火災にあわれた皆さまはもちろんのこと、地域住民の皆さまにおかれましても、心身ともに大変な負担を強いられておられることと、謹んでお見舞い申し上げます。

市としましても、被災者への見舞金、弔慰金を創設し、今議会に予算計上致しました。

また、ガレキの撤去につきましては、幸いにもいくつかのボランティアから申し出があり、現在、具体的な作業スケジュールを検討しております。6月から順次、撤去作業を進めて行く状況になっております。

北杜市中部横断自動車道建設促進期成同盟会について

次に、北杜市中部横断自動車道建設促進期成同盟会についてでありますが、5月13日に、設立総会を開催いたしました。

これまで、北杜市としてまとまった推進組織はなかったわけですが、今回の期成同盟会の設立により、今後は、事業の推進、早期開通を目指し、官民一体となった要望活動を、一層進めてまいります。

畜産飼料高騰対策補助金について

次に畜産飼料の価格高騰が畜産農家の経営を圧迫していることから、農家への負担を軽減するため、畜産飼料高騰対策補助金を創設し、今議会に予算計上致しました。

コロナ対策として、国の臨時地方交付金が見込めることから、これを活用した生活支援、経済支援策を現在検討しているところです。

令和4年第2回定例会について

さて、本定例会の会期は、6月6日から6月28日までの18日間で、21日に代表質問、22日に代表質問と一般質問を、両日とも午前10時から予定しています。

提出案件は、報告案件3件、承認案件4件、条例案件4件、補正予算2件、同意案件7件、諮問3件、その他2件の計25件であります。

質疑応答

(※令和4年5月31日現在の状況でお答えしています)

記者

誘拐を予告するメールについて、こういったメールが市に送られてきたことについての受け止めと、不安に思っている保護者や子どもに対しての呼びかけをお願いします。

2点目、火災の災害見舞金というのはあまり聞いたことがないのですが、市としてどうして給付することにしたのかをお伺いします。

副市長

どうして(誘拐を予告する)メールが北杜市に来たのか、その理由が全くわからないというのが率直なところです。保護者や児童に対しての呼びかけに関しては、保護者へ向けた一斉メールを通じて、状況、今後の対応などをお伝えするということを昨日対応しました。臨時の校長会も開きまして、小中学校、また市内の高校への共有も徹底したところであります。保護者、児童に対して実際何かが起こったということもございません。

須玉町の火災の関係ですが、災害によって火事になった場合には、災害救助法などがあるわけですが、人災による火災については見舞金などの制度がありませんでした。人災であっても、被災者の精神的、経済的負担は相当でありますので、市として独自の見舞金、弔慰金制度を創設し、対応することになりました。今回は火災の規模も大きかったというのもひとつの理由ではあります。今後は1件の火災であってもこの制度は適用されるということになります。

記者

誘拐を予告するメールについて、今市の方で呼びかけたいこと、こういうことに気を付けてくださいということがあればお願いします。

副市長

それについては教育長からお答えします。

教育長

今回のメールについて、子ども、保護者、地域そして学校は、とても不安な思いをしていることは事実です。今回(誘拐を予告するメール)の件は悪質で許されないことだと感じております。一刻も早くメールの発信者を特定していただきたいと思っているところですが、まだ特定されていない状況では、まずは、子どもたちの安全を最優先に考えて対応していくことが必要であり、求められていることだと感じております。

今週いっぱいを目途に保護者への引き渡しでの下校、地域の見守り、職員の見守りを行っていくわけですが、やはり一番大事なことは子どもが一人になる瞬間をつくらないということです。当然普段からも学校では呼びかけていることですが、往々にしてそういう場面ができてしまうこともありますので、そのことを子どもにも話しながら、そして保護者とも共有しながら、複数人での下校を呼びかけていくことが重要であると改めて思っています。

記者

災害見舞金について、金額設定の理由と、死亡した場合には、弔慰金として1人につき20万円というのは、遺族に対して支払うという理解で良いですか。

副市長

弔慰金について、世帯主が死亡した方への支払いは遺族に対して、見舞金については世帯主に対してとなります。単身世帯かつ自己所有でない住家について、自己所有でない住家というのは、借家のことです。アパートが火事になるだとかそういったケースも考えられますのでそのような場合にも対応しようとしています。

記者

価格の設定の理由をお願いします。

副市長

同じような制度がある自治体の金額を踏まえまして、少し高めに設定したというところです。

記者

須玉町の火災について、市では人災という認識でしょうか。

副市長

現在の状況を申し上げますと、火元というものがまだ判然としていないというところです。また火災保険に関しては、個々に家屋の所有者等が入っているケースもあります。個人の財産権というものは当然あるわけですので、市でそれらに手を付けることができない状況です。しかしながら瓦礫の撤去に関しては、財産権に関わらず市で撤去することに同意をいただいて、ボランティアを募って撤去していこうとしているところです。

火災保険の加入状況に関しても判然としていないというような状況です。

記者

鉄道通学者支援事業における転出抑制効果について、そのような点で期待をしていますか。

副市長

これについては、県で行っている事業でして、進学の際、県外へ住むのではなく、自宅から通うことで、県内への就職が期待できるのではないかということで、昨年度実証実験を行っていたものを今年度実施するということです。

 

(以上)
言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上でまとめています。

 

(作成:北杜市秘書広報課)

 

 

 

 

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