もし、野生動物と遭遇したら
- 近づかない
基本的には臆病な動物が多く、自発的に人間に襲いかかる動物はあまりいません。
もしも、野生動物を見かけたら静かにその場を離れましょう。
エサなどは絶対に与えないでください。
- 脅かさない
もし、近距離で遭遇してしまった場合、大声を出したり、物を投げたりしないでください。
興奮状態となった野生動物が予想外の行動をし、人間に危害を加える可能性があります。
- 触らない
もし、弱っている野生動物や動物の子どもに遭遇しても、触らないでください。
感染症のリスクや親が近くにいて襲い掛かる危険性があります。
野生動物に遭遇しないために
- 近づけない
野生動物のエサとなるような、生ごみやペットのエサは屋外に放置しないでください。
また、外に出る際には、鈴やラジオ等の音の出るものを携帯し、
人がいることを動物に知らせましょう。
(クマ)
早朝や夕暮れの薄暗い時間帯に活動が活発的になります。
また、整髪料や香水のつよい匂いに引き寄せられる性質があります。
臆病な性格なので人の気配を感じると逃げます。
(イノシシ)
非常に臆病な性格なので、基本的に人と遭遇した場合には逃げようとします。
遭遇したら焦らずにゆっくりと逃げ道を確保してあげましょう。
視力が0.1程度で色の識別も青しかできないので、雑木林のなかでは、
草木と判別がつかず突進してくる可能性があります。
(ニホンザル)
人に慣れていないサルは遭遇すると逃げますが、人慣れしたサルは人を怖がらず逃げなくなります。
目を見つめると威嚇されたと思い、目をそらしたときに襲いかかる可能性がありますので、
絶対にサルを凝視しないでください。
(ニホンジカ)
昼夜問わず活動しており、臆病な性格なので、人と遭遇したら逃げます。