【令和4年12月5日】令和4年第4回北杜市議会定例会所信表明

令和4年12月5日、令和4年第4回北杜市議会定例会にて、所信表明をしました。

市長所信

令和4年第4回北杜市議会定例会の開会に当たり、私の市政の運営に対する所信の一端を申し述べますとともに、提出いたしました案件について、その概要を御説明申し上げ、議員各位 並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

この秋、サッカー界における偉業を、立て続けに目にしました。

一つが、10月行われました天皇杯において、ヴァンフォーレ甲府が初優勝を果したこと、二つ目として、現在、カタールで開催されております、サッカーのワールドカップにおいて、並み居る強豪に打ち勝ち、見事決勝トーナメントに進出したことであります。

日本代表も、ヴァンフォーレ甲府に倣い、ワールドカップ初優勝となることを期待しております。

私も市長就任3年目となりますが、高い目標を目指し、前に進み続ける強い決意の下、誠心誠意、全力で取り組んでまいる所存であります。

 

  • 「全国住み続けたい街ランキング」全国8位

先月30日、地域応援サイトの「生活ガイド.com」が発表した「全国住み続けたい街ランキング2022」において、本市が全国8位となりました。

同サイトに掲載されている本市の満足な点として、自然環境の豊かさや、子育て支援の充実、都心からのアクセスの良さなどが挙げられており、本市の魅力と強みがこの結果につながったものと考えております。

先の「住みよさランキング」に続き、今回の結果も大変ありがたいことであり、市民の皆様が「住み続けたい」、「住んで良かった」と思っていただけるよう、引き続き、誰もが幸せを実感できる持続可能なまちを目指してまいります。

 

  • 下水道使用料の請求漏れについて

下水道使用料について、平成28年度から令和3年度にかけて請求漏れが判明し、該当する世帯の皆様に謝罪をするとともに、現在、使用料の徴収と、完成検査が行われていなかった箇所についての検査の実施を進めているところであります。

今回の一件に関し、市民の皆様には大変御迷惑をお掛けし、心からお詫びを申し上げます。

今後このようなことがないよう、適切な事務処理の徹底を図ってまいります。

 

  • 営農型太陽光発電設備の設置案件の対応について

過日報道のありました、本市に計画中の営農型太陽光発電設備の設置についてでありますが、市が再三の指導を行ってきたにもかかわらず、事業者主催の説明会において、不適切な言動を繰り返し、結果として、参加者に対し恫喝や暴力行為を行った事業者が、暴行の罪で罰金刑に処せられるに至りました。

現在のところ、申請行為はされておりませんが、当該事業については、条例の規定に則り許可しない旨を、事業者に対し、先月28日付けで通知したところであります。

今後も、市内における太陽光発電設備の設置については、条例の規定に則り、適正に対処してまいります。

 

  • 秋の叙勲、受賞

先月3日に令和4年秋の叙勲受章者が発表され、元公立高等学校校長の赤岡直樹様、元山梨県会計管理者の新藤康二様及び元千葉地方法務局長の手塚 孝様が、瑞宝小綬章を、元北杜市議会議員の坂本 静様と、元山梨県卸酒販売組合理事長の藤森正司様が、旭日双光章を、それぞれ受章されました。

10月22日には、人権擁護委員の篠原三治様が、長年にわたる功績が評価され、法務大臣表彰を受賞されました。

また、「小淵沢小PTA」様が、毎年実施している「八ヶ岳登山」の取組が高く評価され、本年度の「優良PTA文部科学大臣表彰団体」として選ばれました。

さらに、先月18日には、「北杜市ふるさと親善大使」で、ラリードライバーの篠塚建次郎様が、「日本自動車殿堂」の殿堂者として表彰されました。

日本人初の国際ラリー総合優勝を果たし、ラリー競技の認知度を高めるとともに、近年では、市内の小中学校と、セネガルの子ども達の交流の橋渡しを行うなどの社会貢献活動が認められ、殿堂入りとなったのものであります。

皆様の受章は長年にわたる功労をたたえるものであり、受章された皆様に、心から敬意とお祝いを申し上げます。

 

先月13日、「第44回少年の主張全国大会」の審査結果が発表され、甲陵中学校3年生の前橋真子様が、「あなたの声、心に届け」と題したスピーチで、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞されました。

39万人を超える応募の中、県内では25年ぶりとなる受賞となりましたことは、大変喜ばしく、御本人様を始め、御家族、学校関係者の皆様に敬意を表するとともに、今後の御活躍を期待するところであります。

 

  • 新型コロナウイルス感染対策

新型コロナウイルスについては、第7波が一旦収まりを見せたものの、10月中旬以降から、感染者数が増加し、予断を許さない状況となっております。

加えて、今年の冬はインフルエンザの流行が懸念されていることから、御家庭や学校、職場等での、換気や手指消毒などの感染予防対策の徹底をお願いしているところであります。

新型コロナウイルスワクチンの接種については、現在、最終接種完了から3箇月経過した市民の皆様を対象に、10月28日から「オミクロン株対応2価ワクチン」の接種を開始し、先月9日からは、BA4-5に対応したワクチンに切り替え、年内の接種の完了を目指しているところであります。

また、接種が「努力義務」となりました「小児用ワクチン」についても、先月から3回目の接種も開始しました。

保護者の皆様には、ワクチン接種に対する副反応や有効性及び効果などを御理解いただけるよう、相談体制を整えるなど丁寧な対応に努めております。

一方、初回接種を受けていない市民の皆様には、10月に接種勧奨の通知を送り、年内に初回接種を完了していただくとともに、年度内に「オミクロン株対応ワクチン」の接種が完了できるよう、引き続き働き掛けを行ってまいります。

 

  • 物価高騰対策

地域経済においては、紅葉シーズンとともに、10月半ばから「全国旅行支援」が始まったことや、秋のイベントの再開により、市内各地において、多くの方で賑わう様子が見られるなど、地域の活気が戻りつつあります。

しかしながら、国際的な原材料価格の高騰や円安により、エネルギーや食料品などの価格上昇が続いており、市民生活を始め、地域経済においても、様々な業種に深刻な影響が及んでおります。

国では、今月2日に第2次補正予算が成立し、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」として、物価高騰・賃上げへ取組、円安を活かした地域の「稼ぐ力」の回復・強化などに取り組むこととしているところであります。

市としても、市民生活や地域経済が維持され、市民の皆様の安心の確保につながるよう、本定例会において関連予算を計上しております。

農業分野においては、世界的な穀物需要の増加や、化学肥料原料の大幅な価格上昇等により、肥料価格が急騰していることを踏まえ、現在、国が実施している「肥料価格高騰対策事業」に合わせた、市独自の支援を考えております。

また、産業分野においては、地域経済を支える物流を維持するため、燃料費の高騰の影響を直接受けている貨物運送事業者の方への支援を考えております。

さらに、福祉分野については、地域福祉を担う、介護及び障害福祉事業所におけるエネルギーや、食材料費の価格高騰による事業者負担の軽減を図るための支援金を考えており、これらの支援策について、補正予算をお願いするものであります。

先行きが不透明な状況下でありますので、今後も経済情勢を注視し、市民の皆様の暮らしが守られるよう、有効な支援策を講じてまいります。

 

  • マイナンバーカードの普及

本年10月、国において、令和6年秋に現行の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードと健康保険証を一体化すること、また、令和6年度末としていた運転免許証との一体化についても、前倒して実施する方針が示されました。

加えて、マイナンバーカード取得済みの方が最大2万円のポイントが受けられる「マイナポイント第2弾」が今月末まで延長されたこともあり、10月以降、市においても、カードの申請に係る予約や問い合わせが増えております。

こうしたことから、市では、マイナンバーカードの「申請サポート窓口」を休日にも開設し、カードの普及促進に取り組んでいるところであります。

今後も、マイナンバーカードの必要性と利用機会が高まることが想定されますので、市民の皆様がカードを取得していただけるよう、積極的な周知広報に努め、普及促進に取り組んでまいります。

 

  • 市政の状況

市制施行18周年記念式典

先月1日、「八ヶ岳やまびこホール」において、「市制施行18周年記念式典」を挙行いたしました。

当日は、山梨県知事の代理並びに、山梨県議会議員の御来賓を始め、市政に係わる多くの皆様に御出席をいただき、深く感謝申し上げます。

式典においては、日頃より市政に功労のありました、多数の方々への表彰をさせていただくとともに、「子育てするなら北杜」宣言を行い、子どもと、子育て家庭を地域の宝と捉え、社会全体、地域全体で支え、育て、安心して子育て・教育ができるよう、切れ目のない支援に、市民の皆様と共に取り組んでいくことを表明しました。

また、当日の夜には、合併20周年に向けた記念イベントとして、ケーブルテレビ特別番組「未来への花を咲かせよう!」の放送と、特別番組終了に合わせて、「北杜はひとつ」記念花火の打ち上げを行いました。

特別番組においては、合併からの18年を映像で振り返り、市と同年齢の市内高校3年生のインタビューや、多くの市民の皆様からのメッセージなどをお届けしました。

記念花火では、小雨が降る中、短時間での打ち上げとなりましたが、工夫を凝らした花火を打ち上げることができ、市民の皆様に元気をお届けすることができたと感じております。

社会生活を一変させたコロナ禍から、ウィズコロナ・アフターコロナ時代へ、市民が一丸となって新たな一歩を踏み出すとともに、合併20周年に向けた機運を高める取組を継続してまいります。

 

「アウトドアの聖地」に向けたイベント

市では、「THE NORTH FACE」との連携事業として、「ほくと山の学校」を本年6月から先月にかけて計6回開催し、瑞牆山登山や、ボルダリング教室、登山道整備など、子ども達が山に触れ、アウトドアを楽しむ体験教室を実施してまいりました。

また、市内の小学校においても、これまで、小淵沢小学校や白州小学校で行われておりました登山教室を、全ての小学校に取組を拡大するため、本年度、新たに明野小学校、須玉小学校、高根東小学校で山に触れる活動を行いました。

市内外の子ども達が、北杜の雄大な山々や水などの自然の恵みを知り、自然を活用した楽しみなどを学ぶことは、「ふるさと北杜」に愛着を持つきっかけとなるものと考えますので、今後も、継続してこれらの取組を行ってまいります。

その他、この秋には、自転車やトレイルランニングなど、魅力ある景観や立地を生かしたアウトドアイベントが開催され、市内外、また海外からも多くの方が参加され、本市の自然の中で、爽やかな汗を流しながら楽しんでおりました。

地域の方も、ボランティアとして協力している様子が見られ、各会場ともに、久しぶりの活気のある光景が戻ってきたことは、嬉しい限りであります。

今後も、本市の優位性を活かしたアウトドアイベントや、アウトドアプログラムが益々発展し、アウトドアの聖地として、多くの来訪者が訪れることを目指してまいります。

 

マディソン郡訪問

コロナ禍により3年間交流が途絶えておりました姉妹地域のアメリカ合衆国ケンタッキー州マディソン郡との交流を再開するため、先月、市の訪問団が現地を訪問しました。

今回の訪問では、私も参加する中、市議会、市観光協会、市商工会及び「財団法人キープ協会」の各代表、並びに甲陵高校校長などによる訪問団を結成し、これまでの交流を更に進化させるため、今後の交流の在り方などを相手方の首長と確認するなど、友好を深めたところであります。

新たな交流機会の創出としては、グローバル人材の育成を目的に、イースタンケンタッキー大学附属モデル・ラボラトリー高校、マディソン郡国際交流委員会、甲陵高校及び本市で連携協定を結び、両学校間の留学などの交流事業を行うこととなりました。

加えて、マディソン郡、ベリア市、リッチモンド市、マディソン郡国際交流委員会、及び北杜市の5者間で姉妹都市交流提携について、宣誓書を交わし、相互の地域を市民が観光するツアーの実施など、市民の交流機会を作り、相互の親交を深めていくことを約束してまいりました。

また、今回の訪問においては、市政の重要施策の一つであります産業分野の活性化を図るため、米国を対象としたインバウンド観光の足掛かりを作るとともに、日本の商品を取り扱う企業への視察も行い、米国市場に大きなビジネスチャンスを感じたところであります。

今後、本市企業と外国企業との新たなビジネスの創出につなげられるよう、市としてもサポートをしてまいります。

 

企業誘致

本年度、産業創出の推進を図るため、体制を強化し、これまでに積極的な企業への誘致活動を行ってまいりました。

こうした取組もあり、市内への企業進出や事業拡大が図られております。

9月30日には、山梨に本社を置く「株式会社オーチョ・ブライト・インターナショナル」様と、東京に本社がある「株式会社トランジットジェネラルオフィス」様が、小淵沢町地内にアウトドア複合施設「FOLK WOOD VILLAGE 八ヶ岳」をオープンしました。

八ヶ岳の森の中で、地元の食材を活かした食を楽しみながら、キャンプやワーケーションができる施設となっており、本市におけるアウトドアの新たな魅力として、大いに期待しているところであります。

また、「有限会社イズミフーズ」様が、長坂町長坂上条地内において、11億円を超える投資により、カット野菜の増産体制を整えるための新工場を、来年4月の稼働を目指して現在建設中であります。

さらに、「株式会社オキサイド」様が、武川町牧原地内に第4、第5工場を建設中で、同じく来年4月からの稼働を予定しております。

また、「世界に誇るワイン産地づくり」においては、ワイナリーの新規参入が、本年に入り4件あり、来年についても1件が予定されております。

このように、北杜市がワインの産地として注目を集めておりますので、市も事業者の皆様と連携しながら、世界品質のワインを本市から発信してまいります。

産業創出は、地域雇用の増加や多様な産業の波及効果により、地域経済の活性化につながることが期待されますので、引き続き、精力的に企業への働き掛けを行ってまいります。

また、海外への販路拡大については、10月に、台湾において本市の農産物や加工品を販売する物産展を開催することが決まりました。

今月2日には、本市の企業等の海外への事業展開を促進するため、「独立行政法人日本貿易振興機構」様との連携協定を締結し、事業者のニーズに合わせたセミナーの開催や、海外での事業展開に向けた事前調査への御協力をいただくこととしております。

今後も、本市の魅力ある商品や製品が世界に進出できるよう、市としても事業者の皆様を支援してまいります。

 

米食味コンクール

先月19日、「北杜市フードバレー協議会」との共催により、「第2回『名水の里』米食味コンクール」を開催しました。

今回、応募要件を県内全域に拡大し、180検体に上る出品を審査した結果、「美味しいお米グランプリ」を須玉町の高瀬弘樹様が、その他、金賞3名、特別賞4名の皆様が、それぞれ受賞されました。

多くの出品をいただき、生産者の皆様の関心の高さを感じるとともに、受賞された皆様の米づくりに対する技術の高さと熱意に感服したところであります。

令和6年度に北杜市で開催される国際大会に向け、今後も水稲生産者の皆様が、美味しいお米づくりへの意識と技術の向上とともに、環境にも配慮した持続可能で、儲かる農業につながる取組を進めてまいります。

 

八ヶ岳スケートセンター

「八ヶ岳スケートセンター」が先月20日に、市営として初めてオープンしました。

多くの方に御利用いただけるよう、周知を図るとともに、「親子スケート教室」を開催するなど、本市のスケート文化の継承に努めてまいりますので、御家族、御友人と、冬ならではのアクティビティであるアイススケートを「八ヶ岳スケートセンター」で楽しんでいただければと思います。

また、先月21日からは、「八ヶ岳スケートセンター」が、子ども達に夢と希望を与える場になるよう、利用促進のPRも兼ねて、クラウドファンディングによる寄附の募集を始めましたので、市内市外にかかわらず、より多くの皆様に支援を呼び掛けてまいります。

一方、スケートセンター周辺地域の活性化については、本年度中の活性化構想策定に向け、「八ヶ岳スケートセンター周辺地域活性化協議会」において協議されておりますが、小淵沢地域の活性化には、観光客の取り込みが重要な要素でありますので、民間での取組や他の先進事例等を参考にしながら、構想を取りまとめるとともに、市としても、地域の観光の核となる、「スパティオ小淵沢」について、今後、新たな温泉掘削など機能強化を図ってまいります。

 

連携中枢都市圏

「やまなし県央連携中枢都市圏」の形成に向けては、甲府市と構成市町は、基本的な方針や役割分担について、「連携協約」を締結する必要があります。

このため、本定例会において、連携中枢都市圏形成に係る「連携協約」に関して、議決をお願いした上で、甲府市と「連携協約」を締結する予定であります。

人口減少・少子高齢化による経済の縮小や活力の低下が懸念されている中、甲府市と構成市町が連携して共通課題の解決に取り組み、圏域全体の活性化を図ってまいります。

 

高齢者健康づくり温泉事業

本年度の新規事業として、65歳以上の市民が主体的に行う市営温泉施設を利用した高齢者の健康づくり活動に対し、補助金を交付しております。

現在、行政区、任意団体、文化団体などによる補助金の利用がありますので、今後も、利用者の拡大を図りながら、この事業をきっかけとして、継続的な「高齢者通いの場」につなげ、生きがいを持った元気で健康な「健康寿命日本一」を目指してまいります。

 

ゼロカーボンシティに向けた取組

1.公共施設を利用した再生可能エネルギー施設導入の進捗状況

7月30日から本庁舎屋根に太陽光パネルを設置する工事が行われておりますが、サプライチェーンの現状から、部品の一部供給が滞ったことから、当初完成予定の9月が遅れ、今月中の完成予定と伺っております。

電気料金が高騰しておりますので、財政負担軽減のためにも、早期の稼働に努めるとともに、他の公共施設への設置についても検討を進めてまいります。

 

2.P2Gシステム

本年9月に白州町の「サントリー天然水南アルプス白州工場」と「サントリー白州蒸留所」において、国内最大規模となる「P2Gシステム」導入の発表がありました。

「P2Gシステム」は、県が民間企業と共同で開発したシステムで、使用においてCO2を排出しない水素を、再生可能エネルギーを活用して製造することにより、いわゆる「グリーン水素」として製造する、カーボンニュートラルの実現に大きく貢献できるシステムとして注目を集めております。

世界トップクラスの「グリーン水素」の製造施設が市内に誕生することは、大変喜ばしいことであり、また、施設で製造されたグリーン水素の工場外での利用も計画されていることから、「サントリーホールディングス」様の御協力をいただきながら、地域での「グリーン水素」の活用について検討を進め、本市における新たなエネルギーとして期待しているところであります。

 

3.脱炭素先行地域

本市のゼロカーボンシティ実現の要となる、国の「脱炭素先行地域」を目指し、モデルとなる地域の市民や企業の皆様への御理解、御協力をいただくとともに、先月28日には、強力なパートナーとなる「NTTアノードエナジー株式会社」様及び「東日本電信電話株式会社山梨支店」様と「カーボンニュートラルに関する連携協定」を締結し、共同提案として計画書の作成等を行うこととなりました。

年明けの応募に向けて、民間企業の専門的な知見を活かしながら、しっかりと準備を整え、県内初の「脱炭素先行地域」となることを目指してまいります。

 

DX推進に向けた取組

市では、デジタル技術を活用し、地域特性を活かしたまちづくりを推進し、市民の生活の質、いわゆるQOLの向上を目指すため、本市における行政及び地域のDX推進の指針となる「北杜市DX推進計画」の策定作業を進めております。

今月からは、「わかりやすく利用しやすい窓口」として、総合支所と市役所本庁舎を庁内 Web会議システムによりオンラインでつなぐサービスを開始しました。

このサービスでは、市民の皆様が、総合支所から本庁の各担当にシステムを介して相談ができることから、担当者の表情や資料の確認など、総合支所で、より高度な相談業務を実現できるものと期待しております。

今後も、本市におけるDXを進め、業務の効率化や市民サービスの向上を目指し、取組を加速してまいります。

 

 

カテゴリー

お問い合わせ

北杜未来部 政策推進課

電話:
0551-42-1162
Fax:
0551-42-1127

この情報は役に立ちましたか?

お寄せいただいた評価は運営の参考といたします。

※必須入力
※必須入力
※必須入力

市政情報