【令和5年6月5日】令和5年第2回北杜市議会定例会所信表明

令和5年6月5日、令和5年第2回北杜市議会定例会にて、所信表明をしました。

市長所信

令和5年第2回北杜市議会定例会の開会に当たり、私の市政の運営に対する所信の一端を申し述べますとともに、提出いたしました案件について、その概要を御説明申し上げ、議員各位、並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 

  • 八ヶ岳リゾートアウトレットの事業停止

今月1日、八ヶ岳リゾートアウトレットの運営会社である「株式会社八ヶ岳モールマネージメント」が、同日付けをもって事業を停止し、破産申立の手続に入ると代理人弁護士から通知がありました。
突然の通知に大変困惑しているところでありますが、市といたしましては、引き続き債権の回収に努めるとともに、弁護士等と相談する中で、適切に対処してまいりたいと考えております。

 

  • 市内学生の活躍

「独立行政法人国際協力機構」が主催する「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」において、甲陵中学校3年生の北原心珠希様が、入賞となる国内機関長賞を受賞されました。
また、石橋湛山平和賞で、同じく甲陵中学校3年生の中村耕太郎様が最優秀賞を受賞されました。
今回選ばれた御本人様を始め、御家族、学校関係者の皆様に敬意を表するとともに、今後の御活躍を期待するところであります。

 

  • 春の叙勲受章者

4月29日に令和5年春の叙勲受章者が発表され、前北杜市長の渡邊英子様が、県内初の女性首長として、地域に目を向けたきめ細かな市政運営に取り組まれた功績が評され、旭日小綬章を受章されました。
また、北杜市教育長を務められました井出武男様と、診療放射線技師の坂本肇様が、瑞宝双光章を、それぞれ受賞されました。

この受章は長年にわたる、皆様の功労をたたえるものであり、受章した皆様に心から敬意を表するとともに、お祝いを申し上げます。

 

  • 市内の事業者による受賞

1月に開催されました「日本さつまいもサミット2022・23」において、「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」に、白州町の「北の杜FARM」様が選ばれました。
2月に開催されました「世界らん展日本大賞2023」においては、白州町に農場を持つ、高橋昌美様が、最高賞となる日本大賞を受賞されました。
さらに、先月行われました「令和4酒造年度 全国新酒鑑評会」において、「山梨銘醸株式会社」様の日本酒が2年ぶりに金賞を受賞しました。
市内の事業者の皆様の健闘を喜び、今後の更なる御活躍を期待するところであります。

 

  • 企業様からの御寄附

「有限会社マルワ」様からの車椅子の御寄附
本年4月21日「有限会社マルワ」様から、高齢者などの福祉サービスの充実に役立ててほしいと、車椅子20台の御寄附をいただきました。
この車椅子については、市立病院、総合支所などで活用させていただいております。

「株式会社ミヨシグループ」様からの花苗の御寄附
先月10日には、「株式会社ミヨシグループ」様から、3千鉢の花苗を御寄附いただきました。
今回いただいた花苗は、黄色、ピンク、紫のペチュニア各千鉢ずつで、市では、これまでの市内の保育園及び小学校に加え、新たに中学校及び甲陵高等学校に配布し、多くの子ども達が花に触れ合えるよう、有効に活用させていただいております。

 

  • 石川県能登地方における地震と台風2号による影響

先月5日、石川県能登地方において最大震度6強の地震が発生し、石川県珠洲市を中心に家屋の倒壊や断水などの被害が出たところであります。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
またこれからは、台風や大雨の被害にも気を付けなければならない季節となる中、先週末には台風2号の影響により、本市にも土砂災害警戒情報が発令され、避難所を開設いたしました。
路肩の崩落による、市道の通行止めはあるものの、幸い人命に関わるような大きな被害報告は今のところありません。
災害はいつ何時起こるかわかりません。
市民の皆様におかれましても、今一度、災害時への備えをしていただきますようお願い申し上げます。

 

  • 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の状況

先月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、5類感染症に移行されました。
引き続き、市民の皆様の健康を守るため、3月にワクチン接種について、補正予算を専決処分し、先月24日から、春の接種として市内16医療機関で、「65歳以上の1回目、2回目接種が終了された方」、「基礎疾患等をお持ちの方」、「医療機関や高齢者施設等に従事されている方」に対しワクチン接種を始めております。
また、9月以降の秋冬の接種については、初回接種を終了した、5歳以上の全ての市民の皆様を対象に、8月初旬から接種券を順次発送する予定であります。
新型コロナウイルスの感染状況は、依然として落ち着いてはおりませんが、一日も早く、誰もがマスクを気兼ねなく外せるような日常となるよう、市としても、必要な対応を行ってまいります。

 

  • 物価高の影響緩和に向けた支援策

ウィズコロナへの移行が進む中で、個人消費が伸びたことにより、本年1月から3月の国内総生産が3四半期ぶりにプラスとなり、日経平均株価は、先月に続き今月にも、バブル経済崩壊後の最高値を更新したところであります。
また、4月の訪日外国人観光客は、約195万人となり、コロナ禍前に戻りつつあるなど、国内経済は回復基調にあります。
しかしながら、物価高騰の長期化により、市民生活や地域経済への影響が、引き続き懸念されていることに変わりはありません。
国では、3月に開催した「物価・賃金・生活総合対策本部」において、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の増額を決定しました。
これを受け、市では、この交付金を活用し、物価高の影響を大きく受ける低所得世帯やひとり親世帯の方などを対象とした、給付金を交付するため、先月、補正予算の専決処分を行ったところであります。
ひとり親世帯に対しては、先月末に給付金を支給しており、低所得世帯で支給対象となる方にも、一早く給付金をお届けできるよう、本市では初めてとなる公金受取口座の利用など、8月からの支給に向け、現在準備を進めております。
また、この他にも交付金を最大限活用し、物価高の影響緩和に向けた支援策を講じてまいります。
子育て世帯向けに、小中学校の給食費、保育料及び副食費の本年度末までの無償化を実施するほか、介護、障害福祉事業所への支援や、畜産農家への助成など、地域社会を下支えできるよう、本定例会に所要の経費を計上しております。

 

  • 市政の状況

増冨の湯の再開を目指した対応
「ふるさと交流施設すたま自然健康村 増富の湯」は、平成9年4月のオープン以来、施設の修繕や設備の交換などを行ってまいりましたが、昨年度に実施した浴室天井内の調査において、天井内構造部材の劣化が報告されたことを受け、天井落下等の不測の事態を考慮し、本年4月1日から当面の間、休業としたところであります。
今後、再開に向けて、まずは、浴室建物全体の劣化状況の詳細調査及び基本設計を実施するため、本定例会に所要の経費を計上しております。
安全性を担保する中で、適切な改修を行い、早期の再開を目指してまいります。

 

白州放課後児童クラブの移転
白州放課後児童クラブについては、児童が利用する際、国道20号を横断する必要があったため、安全面を考慮し、移転を求める声が寄せられておりました。
このことから、市では昨年度、白州小学校1階の空き教室、2部屋分を改修し、本年4月に白州放課後児童クラブを移転したところであります。
今後も、利用する児童の安全・安心を第一に考えた、環境整備に努めてまいります。

 

公共施設に関する市民アンケート
市では現在、施設ごとの今後の方向性を示す「北杜市公共施設個別施設計画」の策定作業を進めております。
策定に当たっては、市民の皆様の御意見を適切に反映させる必要があるため、先月末を回答期限として、3千人の市民を対象としたアンケート調査を実施したところであります。
今後、アンケートの結果を踏まえ、公共施設等の在り方と方向性を決定してまいります。

 

市内の観光動向
はじめに、大型連休中の観光客の状況についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、連休明けに5類に移行されることが発表されていた中、先月の大型連休を迎え、本市にも多くの観光客が訪れました。
県の発表によりますと、市内への主要観光施設への観光客数は、昨年度と比べ1日当たり22.2パーセントの増加となっており、市内も活気を取り戻したところであります。
この勢いを止めることなく、この夏は、明野サンフラワーフェスを始め、市内各地において、コロナ禍前に実施されておりましたイベントが開催される予定であります。
市民の皆様、観光客の皆様も楽しみにされていることと思いますので、活気あふれるイベントとなることを期待しております。

 

アートツーリズムの推進
市内には、美術館や博物館など多くの芸術文化施設が点在していることから、本市では、それらアートの魅力を発信し、観光誘客に結び付けるアートツーリズムを推進しております。
本年4月、市内でのアートツーリズムを盛り上げるため、美術館と観光施設などが連携する「北杜アート協会」が設立され、施設を周遊する仕組みづくりを始めることとなりました。
市としても、今月、アートに特化した、美術館等を周遊するバスツアーを企画し、試験的に運行することとなっております。
今後も、官民が一体となり、アートツーリズムを推進してまいりたいと考えております。

 

清里地域活性化委員会
令和3年度から、清里地域の活性化に向け議論を進めていただいておりました「清里地域活性化委員会」では、4月に、委員会からこれまでの議論の内容、また今後の方向性などについて説明を受けたところであります。
委員の皆様からの清里への思いを伺う中で、私自身、改めて清里の価値や大いなる可能性を感じたところであり、委員会からは、活性化に向け具体的な活動など、更に議論を重ねたいとの御意見をいただきました。
委員会には、今後も多くの皆様を巻き込み、活性化に向けた議論、活動をお願いするとともに、市としても、具体的な活性化に向けた事業などに支援してまいります。

 

市内にオープンした新たな観光施設
3月21日に、県が清里の美し森に整備しておりました展望デッキのオープニングセレモニーが執り行われました。
それに合わせ、北杜市観光協会では愛称を募集し、「清里美し森デッキ」に決定したとのことであります。
美し森の魅力を感じていただける新たな施設となることを期待しております。
また、本年4月、清里地域に観光施設が続けてオープンしました。
高根町清里学校寮地区の「旧日野市立八ヶ岳高原大成荘」を活用した民間施設は、「大自然の泊まれるテーマパーク」として、年間約200種類以上のアクティビティが用意されており、自然の中で、非日常の体験が味わえる施設となっております。
また、同じく清里学校寮地区には、学校法人が所有していた研修施設を、民間事業者が利活用し、企業や学校の研修などで利用可能な施設ができました。
施設内には、慶應義塾大学大学院の「未来社会共創イノベーション研究室」が、本市をフィールドとした研究拠点を設置していることから、「持続可能社会の実現」に向けた取組を、本市も一緒になって進めていけるよう、今後、協議してまいりたいと考えております。
また、清里丘の公園では、既存の屋内プールを屋内運動遊び場として再整備した「こどもパラダイス広場SOPO」がオープンしました。
子ども達が楽しく遊べるよう、様々な玩具や遊具が取り揃えられており、併設する温泉施設や軽食コーナーと合わせて、家族そろって楽しむことができる施設となっております。
このような魅力ある施設ができたことは大変喜ばしく、市内はもとより、清里地域の新たな観光の目玉として期待するところであります。

また、先月には、小淵沢地域に民間資本による宿泊施設がオープンしました。
1棟貸しの宿泊施設で、子ども連れのファミリーやペット同伴の方にも対応できる、充実した施設となっております。
本格的な「アフターコロナ」を迎えるこの時期に、観光客の方を受け入れる施設やサービスが充実してきていることは、大変に喜ばしく、市としても小淵沢地域の中核施設として、他の施設と連携しながら、PRに努めてまいります。

 

市内宿泊事業者へのリネン供給のための支援
本年3月、市内の宿泊事業者の多くが利用していた、韮崎市内のリネンサプライ事業者が倒産したことにより、リネンの供給が途絶え、営業を制限する宿泊事業者が出るなどの事態となりました。
その後、事業者や関係者の方の御努力により、新たなリネンサプライ事業者を確保できたとのことでありますが、これまでのような各宿泊施設への個別配送は困難であるため、市内に集荷拠点の整備が必要な状況となっております。
アフターコロナを機に、市内での安定した観光客の受入れ体制を整えることは、地域経済の活性化においても大変重要でありますので、今回、集荷拠点施設の整備に対し補助金を交付するための所要の経費を、本定例会にお願いしているところであります。

 

インバウンド誘客の推進
来月6日から5日間の日程で、トップセールスとして、台湾の台北市、台中市を訪問し、台湾政府関係者との面談、現地旅行会社、航空会社等への営業活動を予定しております。
台中市では、本市の特産品等を集中的に販売する物産展も予定しており、私自ら店頭に立ち、本市特産品のPRを実施する予定であります。
この訪問を皮切りに、インバウンド誘客を積極的に実施するとともに、本市特産品の輸出を強力に推進してまいります。

 

本市を会場とした全国知事会議の開催
来月24日から26日までの3日間、本市をメイン会場に、全国の都道府県知事が一堂に会する「令和5年全国知事会議in山梨」が開催されます。
本会議は、県内で初めての開催であり、当日は、市内の宿泊施設等を会場に、会議や関連イベントが行われる予定であります。
市では、会場に特産品などのPRブースを設置するとともに、市内のワイナリーや、農場、工場などが見学コースとなっていることから、これを絶好の機会ととらえ、本市を全国にアピールしたいと考えております。
また、10月16日から19日にかけては、市内の宿泊施設を会場に、「第24回日中韓3か国地方政府交流会議」も開催される予定であります。
この会議は、日本、中国及び韓国の自治体レベルでの交流・協力を促進することを目的としており、インバウンド需要拡大に向けた取組など、様々なPRが可能であると考えられることから、本市の魅力を積極的にアピールしてまいります。

 

民間金融機関における市農産物の提供・販売
市及び市産品のPRを行うため、来月、東京都千代田区にある民間金融機関の社員食堂において、北杜市の食材を使った料理が一週間提供されることとなりました。
併せて、同社のイベントスペースにおいて、本市産のワインと、「食杜北杜」で開発した商品の販売も行われる予定であります。
商品の良さを知っていただける良い機会でありますので、本市の魅力をPRし、ひとりでも多くの方に訪れていただけるよう期待するところであります。

 

抱川市姉妹都市交流20周年記念事業
本年は、平成15年に旧高根町と、浅川巧が勤めていた林業試験場のある大韓民国京畿道抱川市との間に、姉妹都市締結がされてから20年を迎える節目の年であります。
そこで、これまでの交流の歩みを振り返るとともに、市民の皆様にも抱川市のことをより知っていただきたく、「抱川市姉妹都市交流20周年記念写真パネル展」を今月10日から「浅川伯教・巧兄弟資料館」において開催いたします。
また、現在、令和3年に河正雄様より寄贈された浅川兄弟顕彰碑の周辺を、「浅川兄弟記念公園」として整備を進めております。
本年8月には竣工式を予定しており、ペク・ヨンヒョン抱川市長にも来日していただき、記念公園の完成を共に祝うとともに、今後、浅川兄弟の功績を末永く顕彰する情報発信地としての価値を高めながら、抱川市との交流及び日韓友好の象徴的な場としてまいります。

 

甲陵高等学校での姉妹校訪問
昨年11月に、甲陵高等学校と「イースタンケンタッキー大学付属モデル・ラボラトリー高校」との間で、姉妹校の連携協定が結ばれたことを受け、3月22日から3月29日までの間、甲陵高等学校の生徒16名と引率教員2名が、現地を訪問してまいりました。
滞在中は、ホストファミリー宅への民泊や、モデル・ラボラトリー高校の授業に参加するなど、生徒にとっては、見聞を広げる貴重な機会となりました。
今後は、グローバル社会の進展を見据え、国際的に活躍できる人材の育成につなげていくとともに、市内在住の高校生にも交流の幅が広がるよう、取組を進めてまいります。

 

「有機農業のまち 北杜」を目指した取組
本市では、国の進める「みどりの食料システム戦略」に基づき、有機農業を地域ぐるみで推進するため、本年3月に「北杜市有機農業実施計画」を策定し、「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。
豊かな自然環境を誇る本市では新規就農者を始め、多くの農業者の皆様が有機農業に取り組み、安全・安心な農産物が生産されております。
今後、この恵まれた自然環境を守り、次世代に引き継いでいくためには、自然環境に優しい有機農業を推進していくことが必要不可欠であります。
本宣言に基づき、多くの皆様が有機農業に取り組みやすい環境を作るため、生産から消費までの取組を通じて、農産物の高付加価値化を図るとともに、一定の要件を満たした場合に、市独自のオーガニック認証マークを付与する取組を行うことで、環境保全型農業の推進を図ってまいります。
今後も、子どもから大人までの幅広い世代に向けて、有機農業を知っていただく「食育」の取組も実施するなど、地域全体で力を合わせ、「有機農業のまち 北杜」を目指してまいります。

 

世界に誇るワイン産地づくり
本年3月18日に、日本ソムリエ協会会長で、ワイン県の副知事を務めるソムリエの田崎真也様をお招きし、「北杜市産ワインの魅力と可能性」と題した講演会を開催しました。
田崎様からは、本市が日照時間の長さや寒暖差の大きさから、ブドウ栽培に適した地域であることなど、ワイン産地に向けた貴重なお話を伺うことができました。
また、先月21日には、武川町三吹中山地区において、「フジクレールワイナリー株式会社」様による「醸造用ブドウ畑地鎮祭」が開催されました。
今後、県営土地改良事業による圃場の造成や周辺環境の整備が行われ、令和10年には本州最大規模となる40ヘクタールの醸造用ブドウの圃場が完成する予定となっております。
耕作放棄地解消のモデル地域として、地域活性化と雇用創出に大きく寄与していただけることを期待しております。
また、先月には、「株式会社city farm」様より、旧フィオーレ小淵沢の施設で醸造したワインの完成報告を受けました。
旧フィオーレ小淵沢の約13ヘクタールの敷地を利用し、既存の建物も活用する中で、昨年度からワイナリーとして生まれ変わりました。
今後、醸造用ブドウの栽培も行われ、ワイナリーとしての観光客の受け入れや、レストランの整備など、ワインの醸造や販売だけでなく、複合的な施設としても期待しております。

 

「北杜ファン」の獲得と、自主財源の確保を目指したふるさと納税の推進
昨年度、新たに「JR東日本」様と連携し、鉄道駅を活用した体験型返礼品を提供するため、「JREモール」のふるさと納税ポータルサイトを追加しました。
加えて、鉄道体験を通じた地域資源をPRできる返礼品を創出するとともに、新たな事業者の掘り起こしにつなげるため、旅行などで市内に訪れた方が、その場で寄附することができる「eチケット」の仕組みを試行的に実施しました。
こうした返礼品の充実・創意工夫を行った効果もあり、本年3月末時点で約14億円の御協力をいただいたところであります。
また、先月広島県で開催された「先進7カ国首脳会議」において、本市のふるさと納税返礼品でもあります「山梨銘醸株式会社」様の「七賢 アラン・デュカス スパークリング サケ」が提供されたとのことであります。
現在市でも、本市のお米、お肉を使った創作料理を、都内の一流レストランで提供するメニューを返礼品とする検討もしており、市内の優れた商品や特産品を、今後も全国に向けて積極的にPRし、更なる「北杜ファン」の獲得と、自主財源の確保に努めてまいります。

 

中部横断自動車道の早期事業化に向けた取組
先月22日、「ルート日本海-太平洋パートナーシップ協定」を締結している、静岡市、南アルプス市、佐久市、上越市と、ふるさと納税のポータルサイトを運営する「株式会社トラストバンク」様と、中部横断自動車道の利用促進を目指し、ふるさと納税事業を活用した相互の連携を図るため、連携協定を締結しました。
第1弾として、各自治体の果物を使ったジャムの詰め合わせを、「有限会社農業法人清里ジャム」様に御協力をいただき、本市の返礼品として提供する予定であります。
今後も返礼品の開発を進め、観光振興や中部横断自動車道北部区間の早期着工の機運を高めてまいります。
また、先月24日に、国土交通省に対し、長野県知事、山梨県知事、佐久市長、佐久穂町長、小海町長、南牧村長、韮崎市長とともに「中部横断自動車道北部区間広域連携懇話会」の会長として、未整備区間の長坂から八千穂間の早期事業化を要望してまいりました。
国土交通省の担当者からは、事業化に向けて、大変前向きな話をいただいたところであります。
今後も中部横断自動車道の早期の全線開通に向け、関係者の皆様の御理解と御協力をいただきながら、全力で取り組んでまいります。

 

企業との連携
3月20日、「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」様と、地域・暮らしの安全・安心、子育て支援などの取組を推進する包括連携協定を締結しました。
今後、協定に基づき、シニアドライバーの運転技術に関する対策や、子どもたちの交通安全、保育の質向上に資する取組を行ってまいります。
また、3月30日には、市民の健康づくりや災害対策の推進等を目的に、「大塚製薬株式会社」様と包括連携協定を締結しました。
本協定を通じて、食育の推進、熱中症対策、災害対策等の分野に取り組むことにより、地域の活性化と市民サービスの向上を目指してまいります。

 

持続可能な循環型社会の構築に向けた取組
本市と包括連携協定を締結しております「株式会社メルカリ」様と、「国際連合地域開発センター」などが主催する「SDGs循環型社会推進公民連携フォーラム」が世界環境デー及び環境の日である本日6月5日に行われます。
本市ではこれに合わせ、メルカリ様と「株式会社ソウゾウ」様との連携協定の一環として、メルカリ様が運営する「メルカリShops」を活用した、不用品のリユースに新たに取り組んでまいります。
本取組を通じて、不用品の処理費削減とともに、職員のリユース意識の高揚を図り、SDGsの推進、持続可能な循環型社会の構築を目指してまいります。

 

企業と連携した森林整備の推進
市では、本市の自然環境や景観の保全を図るため、企業や地元の財産区、森林施業者と連携・協働した森林整備を推進しております。
本年2月17日には、「三井金属鉱業株式会社」様、「小淵沢財産区」、「有限会社天女山」様と、通称「地球を笑顔にする。三井金属の森」の協定を締結しました。
また、3月28日に、「東日本電信電話株式会社 山梨支店」様、「有限会社藤原造林」様と森林整備に関する協定を締結しました。
この協定に基づき、先月20日には、市と社員による植樹祭が行われ、森づくりについての講義や植林が行われたところであります。
また、先月3日、「特定非営利活動法人 自然とオオムラサキに親しむ会」様が、市の補助金を活用して、長坂町塚川地内の山林を整備した「森の遊び場」を開所されました。
子ども達が自然を満喫できるよう、森の木々を使った遊具の設置や、チップの散策路などが整備されております。
今後も、様々な関係者の御協力をいただく中で、本市の恵まれた森林資源の保全とその活用を進めてまいります。

 

北杜市産材を活用した木育の推進
市では、未来を担う子ども達に、幼少期から森林の働きや重要性を学ぶ機会を創設するため、森林環境譲与税を活用した、「森の誕生祝品プロジェクト事業」及び「はしプロジェクト事業」を展開しております。
「森の誕生祝品プロジェクト事業」では、昨年度、間伐材を用いて、地域の自然や文化などをモチーフにした木製の玩具等を4種類、合わせて200個を制作し、今後、誕生祝品等としての贈呈を予定しております。
また、「はしプロジェクト事業」では、昨年度から、親子を対象として、北杜市産材を使った、オリジナルの箸制作を行っております。
今後も、子どもから大人まで、北杜市の自然や森への愛着心、木材への親しみを深めていただくとともに、北杜市産材の積極的な活用にもつなげてまいります。

 

ゼロカーボンシティに向けた取組
市では、公共施設に必要な電力を、再生可能エネルギーに転換するため、PPAの導入により、自家消費を増やす取組を進めております。
また、今後は、マイクログリッドの核となる、民間を主体とした地域電力会社の導入を目指し、事業を担う民間事業者の公募や、必要に応じた設立支援などの検討を進め、電力の地産地消を加速させるとともに、本年8月に予定されている「第4回脱炭素先行地域」への申請に向けた準備を進めてまいります。

 

マイナンバーカードの普及促進
本市の本年4月末現在のマイナンバーカードの交付率は、62.6パーセントであり、おおむね市民3人のうち2人がマイナンバーカードを取得している状況であります。
市民全員がカードを取得するためには、より一層の普及促進を図る必要がありますので、カードの申請機会を確保するため、新たに郵便局に申請サポート業務を委託し、写真撮影から申請書作成までの一連の手続を支援する「申請サポートサービス」を、今月12日から実施してまいります。
これにより、市民の皆様にとって、より身近な、市内21の郵便局で申請手続きができることとなりますので、今後、周知に努め、更なるマイナンバーカードの普及促進に取り組んでまいります。
また、マイナンバーカードの普及には、利用範囲拡大も必要であることから、本年3月から、図書館利用者の利便性向上を目的に、図書館利用カードとマイナンバーカードを紐づけることで、図書館利用カードがなくても、資料の貸し出しが可能となるサービスを開始したところであります。
今後、多くの方に御活用いただけるよう、広く周知してまいります。

 

 

 

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