公費による HPVワクチン「キャッチアップ接種」は 令和7年3月までです。 〜平成9年度〜19年度生まれの女性の方〜 |
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対象の方には、接種券が届いています。
お手元にない場合には、健康増進課(0551−42−1335)までお問い合わせください。
子宮頸がんとは
子宮頸がんは子宮の出口に近い部分にできるがんで、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが発見されています。
子宮頸がんワクチンとは
ヒトパピローマウイルスは200種類以上のタイプがあり、子宮頸がんの原因となるタイプが15種類以上見つかっています。そのうち、子宮頸がんの50~70%はHPV16型とHPV18型の感染によります。 HPVワクチンはこのウィルスのL1タンパク質ウイルス様粒子を含み、接種することで誘導される血清中抗lgG抗体が粘膜等に滲出することで感染を予防すると考えられています。
積極的な勧奨再開の経緯
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は平成25年4月から定期接種となりましたが、ワクチンを接種後、持続的な激しい疼痛や運動障害が報告され、平成25年6月より、接種との因果関係が明確になるまで積極的に接種をおすすめしないよう国からの通知がありました。
その後、定期的に検討が行われ、令和3年11月12日に開催された「第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第22回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」において、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のりスクを明らかに上回ると認められました。また、引き続きHPVワクチンの安全性の評価を行っていくこと、都道府県や地域の医療機関等の関係機関の連携を強化し地域の支援体制を充実させていくこと、 HPVワクチンについての情報提供を充実させていくことなどが今後の方向性とされたことを受け、令和3年11月26日付の厚生労働省の通知により接種を再勧奨することが決定しました。
- ヒトパビローマウイルス感染症〜子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省ウェブサイト)
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HPVワクチンについて (PDF 1.55MB) (令和3年11月12日審議会資料)
HPVリーフレット(詳細版)(PDF 3.58MB)、9価のワクチンについて(定期) (PDF 790KB)をよくお読みいただき、ワクチン接種の効果、予防接種後通常起こり得る副反応、まれに生じる重い副反応、健康被害の救済についてご確認ください。
公費で受けられる年齢
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日
(平成19年4月2日生まれ〜平成24年4月1日生まれの女性)
接種回数
3回(15歳未満で9価のワクチンを接種する場合は2回)
指定医療機関
北杜市および近隣市町村のみ記載しています。
指定医療機関以外で接種を希望する方は、北杜市役所健康増進課までご連絡ください
持ち物
1.予診票
2.母子健康手帳
3.健康保険証
接種後は、1か月ほどは体調の変化に注意をして過ごしてください。
接種後に体調の変化や気になる症状が現れたら、まずは接種を行った医療機関などの医師にご相談ください。
・HPVリーフレット2023医療従事者版 (PDF 911KB)
・HPVに関するQ&A(厚生労働省ウェブサイト)
・予防接種健康被害救済制度(厚生労働省ウェブサイト)
・HPVワクチン接種後に症状が生じた方に対する相談・支援(山梨県ホームページ)
キャッチアップ接種について
積極的な接種勧奨の差控えにより、接種の機会を逃した方のために、国は、対象者に対して令和7年3月31日までの接種を公費で受けられるとしました。
詳しくはHPVキャッチアップリーフレット(PDF 2.15MB)をお読みください。
・HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(厚生労働省ウェブサイト)
キャッチアップ接種対象者
平成9年4月2日生まれ〜平成20年4月1日生まれの女性
公費対象回数
3回(接種を途中で中断していた場合は残りの回数)
キャッチアップ接種対象期限
令和7年3月31日の接種まで
子宮頸がん検診のすすめ
子宮頸がんは、子宮頸がん検診を受けていれば早期発見しやすく、完治しやすいがんです。
20歳を過ぎたら2年に1回は子宮頸がん検診を受けましょう。
・子宮頸がんについて(北杜市ホームページ)
接種費用の助成について
積極的な接種勧奨の差控えにより、接種の機会を逃したため自費で接種を行った方の接種費用を助成します
助成対象者
次の全てに該当する方
1.平成9年4月2日〜平成17年4月1日生まれの女性
2.令和4年4月1日時点で北杜市に住民登録がある方
3.平成26年4月1日〜令和4年3月31日までに日本国内の医療機関で組み換え沈降2価HPVワクチン又は組み換え沈降4価HPVワクチンの任意接種を受け、接種費用を負担した方
助成額
医療機関に支払った接種費用(接種に要した交通費等は含まない)
上限額
医療機関に支払った接種費用が次の上限額を超える場合は、助成金は上限額をお支払いいたします。
領収書がある場合の助成金額の上限額
接種日 |
上限額 |
平成26年4月1日から平成27年3月31日まで |
15,000円 |
平成27年4月1日から令和元年9月30日まで |
15,220円 |
令和元年10月1日から令和4年3月31日まで |
15,500円 |
接種費用の領収書がない場合は次の助成金額をお支払いいたします。
領収書がない場合の助成金額
接種日 |
助成金額 |
平成26年4月1日から平成27年3月31日まで |
14,625円 |
平成27年4月1日から令和元年9月30日まで |
14,840円 |
令和元年10月1日から令和4年3月31日まで |
15,113円 |
交付申請方法
交付申請書に添付書類を添えて健康増進課窓口へ提出してください。
北杜市HPVワクチン任意接種費助成金交付申請書(様式第1号) (PDF 130KB)
添付書類
1.接種記録が確認できる書類(母子健康手帳、予防接種済証、接種済みの記載がある予診票の写しなど)
2.接種費用の領収書(原本)
3.振込先口座の確認できる書類(通帳・キャッシュカードの写しなど)
HPVワクチン任意接種費助成金交付申請用証明書(様式第2号) (PDF 96.5KB)
申請場所
北杜市役所本庁1階 健康増進課
申請期限
令和7年3月31日まで