増富の湯休業について
更新日:
番号:9
趣旨
ここ10年ほど、毎月のように瑞牆山や増富地区を訪問させて頂いている者です。他では味わえない貴重な体験ができる地域だと思います。
今回の増富の湯の休業の知らせに大変落胆しております。山歩きの後の体を労わる湯としてとても気持ちよく、疲れも吹き飛ぶ感じがします。お湯の良さ、そして、従業員の方々の優しさが、文字通り、身に沁みます。
ラジウム効果のためか、通い始めてから風邪などで体調を崩すことがなくなりました。地元の方に、癌にも聞くと教えられ、東北の玉川温泉しか知らなかった私にとっては、関東近郊にこんなに頼りになる温泉があるのかと驚いた記憶があります。
温泉街の旅館のお風呂は敷居が高い気がいたしますので、増富の湯は気楽に入ることができる唯一の場所であり、とても貴重なものなのです。
小淵沢のように多くの人が訪れ賑やかな観光地もよいのですが、増富の静かで、のどかな雰囲気が大好きです。何度通っても飽きが来ないのです。不思議なものです。
休業の理由は老朽化ということのようですが、現在では、大きな費用を掛けずに改修ができる技術が開発されていると聞きます。
他の観光地に比べてマイナーな地域のため予算を割くべき案件ではないかもしれませんが、私企業では決して助けることができない良さを助けるのが公の役割だと思います。
今こそ、公の力を団結して、休業中に補修を行い再開できることを切に願っております。
どうか、よろしくお願いします。
対応内容
増富の湯は、平成9年に開館して以来、多くの方々に愛され、ご利用いただき、コロナ前の近年は年間約6万人の方が入浴されています。
その中で、今年度浴室内の天井について専門家による調査を実施したところ、錆や腐食などが見受けられるとの報告を受けました。過去にも屋根の一部を緊急で修繕し、その後の経過を見ていましたが、利用者の安全を担保するため、一旦休業して点検等を検討させていただきたいと考えております。
今後の施設のあり方につきましては、現指定管理者や地域の皆さんなど広く御意見を伺いながら模索していきたいと考えておりますが、今回頂いた貴重な御意見につきましても、今後の参考とさせていただきますので御理解をお願いいたします。
カテゴリー
地図
このページと関連性の高いページ
この情報は役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価は運営の参考といたします。