野生鳥獣害対策について
野生鳥獣による農産物被害などを防ぐためには、動物ごと行動を知り、餌となる破棄農作物の処分や日々の追い払いを行うなど、地域の活動が不可欠です。
こうした自主防除を行っても、なお被害が発生する場合には、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可申請を行うことにより、その捕獲が許可されます。
野生鳥獣による被害の防除には、地域の取り組みと有害捕獲を「車の両輪」のように、実施していくことが極めて重要です。
野生鳥獣害に強い地域づくりを支援します。
イノシシやシカ、サルなど鳥獣による農作物等への被害を防ぐには、電気柵や有害捕獲だけでなく地域が一丸となった防除対策が必要不可欠です。このため市では、地域が継続的に取り組む活動に対し補助金を交付し、「野生鳥獣害に強い地域づくり」を支援していきます。
- 詳しくは、こちらへ→北杜市鳥獣害に強い地域づくり支援事業費補助金交付要綱 (PDF 2.61MB)
補助対象事業 | 野生鳥獣の追い払いや環境整備等に要する経費等 |
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補助対象者 | 行政区、農事組合等の団体 |
補助率・限度額 |
補助金交付要綱をご覧ください。 |
補助期間等 | 補助金交付要綱をご覧ください。 |
森林整備による緩衝帯の設置
市では、新たな鳥獣害対策としてモデル的な事業に取り組んでいます。この事業は、農地に隣接する里山を帯状に整備し、野生動物が生息しにくく追い払い等が行いやすい「緩衝帯」の設置を行うものです。
荒廃した里山や耕作放棄地の管理は、藪などを好んで生息する野生動物を集落に寄せ付けない効果を発揮します。森林整備のみならず、あわせて放棄作物の処分、日々の追い払いを地道に行うことで、『被害を受けにくい地域』を創ることが重要です。
詳細につきましては、林政課までお問合せください。