北杜市「世界に誇る『水の山』」宣言

名水の地を生かしたブランド推進事業を開始し、世界を代表する水の聖地へ

市では、南アルプスなど恵まれた自然環境によって育まれた名水を生かしたブランド推進事業を開始し、日本だけでなく世界でも貴重な水源のひとつとして、世界を代表する名水の地となることを志し、世界に誇る「水の山」宣言をしました。

世界に誇る「水の山」宣言は、平成26年6月に名峰南アルプスがユネスコエコパークに登録が決定されたことを契機に検討しました。北杜市は豊富な水資源と自然の魅力がある「山紫水明」の街づくりを目指す自治体であり、地元企業もその資源を商品・サービス・観光資源として活用しています。市と企業、そして市民がこれまで以上に連携することで、名水によるブランド推進、地方創生が図れるという想いが、今回の宣言に至りました。
また、地元の環境保全活動等、これまでに地元に貢献してきたサントリー食品インターナショナル（株）、山梨銘醸(株)、金精軒製菓(株)をはじめとする地元企業と「水の山パートナー協定」を結び、「水の山」プロジェクトとして、活動を具体化・強化します。パートナーは『1.北杜市の名水をイメージさせるブランド商品を有する』『2.北杜市の名水を形づくる自然・文化・歴史の体験プログラムを有する』『3.北杜市の環境保全に協力し、名水を護る活動を行っている』ものとし、ブランド推進を一層強化します。
さらに、世界に誇る「水の山」宣言の浸透を目的にキャラクター「ミズクマ」を開発、市内を中心としたポスターや各種発行物への掲載から市役所職員の名刺への掲載も含め、北杜市の水の山の魅力を伝えていきます。
平成28年10月24日、新たなパートナーとして北杜市農業企業コンソーシアム、萌木の村（株）と協定を結びました。今後も積極的に産業・観光振興活動、情報発信活動を行い、また、協働プロジェクトとして、甲斐駒ケ岳の清掃活動などの保全活動や、地元住民にも環境講座を開くなど、「水の山」の魅力を知ってもらい、これまで以上に積極的に参画してもらうことで、次世代、未来につなげ、世界を代表する水の地となることを目指します。

世界に誇る「水の山」プロジェクト専用サイト