【令和3年6月1日】定例記者会見を開催しました

迅速な情報提供と情報の透明性を図るため、定例記者会見を開催しました。記者会見の内容は、以下の通りです。

新型コロナウイルスワクチン接種について

国においては、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を総合的に考慮し、沖縄を除く9都道府県に対する緊急事態宣言の期間を、今月20日まで再延長したところでありますが、本市としても、引き続き感染リスクを避ける基本的な予防対策をしっかりと講じていくことが重要であります。
本日より、感染症対策業務を一元化し組織体制を強化しておりますが、ワクチンの接種状況は、65歳以上の高齢者18,909人に対し、先月31日時点の予約済は
13,974人で約74パーセント、接種済は施設入所者を含め4,672人で約25パーセントとなっております。
また64歳以下の方についても、基礎疾患のある方を優先して接種の準備を進めております。
今月5日からは、3つの会場において集団接種を開始しますが、いずれの会場においても紫外線を必要としない無光触媒を活用した安全安心な接種環境も整えたところであり、7月末の完了に向け全庁一丸となって迅速に接種を進めてまいります。

道の駅サテライトオフィス整備について

一方、コロナ禍を契機として、テレワークなどの時間と場所に捉われない働き方が広がり、更には、これまでの東京一極集中から地方回帰への流れが加速しております。
こうした流れを捉え、この度、「道の駅こぶちさわ」の一部を活用したサテライトオフィスを整備し、当該オフィスを拠点として関係人口の増加や二拠点居住の推進、市内事業者との交流によるビジネスチャンスの拡大などを図り、周辺地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。

キャッシュレス決済を使ったポイント還元キャンペーンについて

更に、長期化し収束の兆しが見えないコロナ禍においては、厳しい経営環境にある市内事業者の皆様を効果的な施策により切れ目なく支援し、経済の好循環につなげていくことが重要であります。
このため、新たな誘客と市内消費の喚起策として、キャッシュレス決済を使ったポイント還元キャンペーンを展開し、市内経済の活性化を図ってまいります。

子ども医療費助成事業について

また、子どもで賑わう・夢かなう子育てを推進するため、子ども医療費助成事業の対象年齢を15歳から18歳まで引き上げることとし、子育て環境日本一のまちづくりを更に加速してまいります。

東京オリンピック・パラリンピックについて

また、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、今月26日に、本市での聖火リレーが、高根町五町田の交差点から高根総合支所までの区間で行われます。
加えて、本市において事前合宿を受入れる、BMXのフランスチームの大会出場が確定し、選手の皆様が本市へ来られることが、この度決定しました。
ぜひ、この機会を通じて、市全体でオリンピック・パラリンピックの機運を盛り上げてまいりたいと考えております。

令和3年第2回定例会について

さて、本定例会の会期は、6月8日から6月24日までの17日間で、22日に代表質問、23日に代表質問と一般質問を、両日とも午前10時から予定しています。
提出案件は、報告案件6件、承認案件2件、条例案件4件、補正予算1件、同意案件5件の計18案件であります。

 

質疑応答

(※令和3年6月1日現在の状況でお答えしています)

記者

子ども医療費助成の対象が18歳までということですが、医療費の無料化は償還払いでしょうか、それとも窓口対応でしょうか。また対象の人数はどのくらいと考えているのかお伺いします。


部長

まず、子ども医療費については、窓口無料化でございます。あと人数についてですが、令和3年4月1日時点で、1,090名ほどを予定しております。以上です。

記者

スケート場関連で1件盛り込まれていると思うのですが、改めての質問になりますが、周辺活性化協議会と管理運営委員会(経営管理委員会)の役割や構成メンバーの違いを教えてください。

部長

スケートセンターの関係でございますけれども、経営管理委員会につきましては、運営計画の策定であったり、施設管理に関わる部分でございまして、構成につきましては、市、それから学校関係者競技団体の方々を想定しています。また、周辺活性化協議会につきましては、スケートセンターの周辺にはスポーツであったり、観光であったりいろいろな施設があります。そういったものを掛け合わせる中で地域活性化策を官民一体で検討していきたい、という内容でございます。こちらにつきましても、市、県、観光事業者、民間事業、学識経験者など、幅広い方々を想定しているところでございます。以上です。

記者

それを踏まえて、それぞれの管理運営委員会(経営管理委員会)、周辺活性化協議会の設置であるとかのスケジュール感はどのような感じでしょうか。

部長

スケジュールについては、今回の委員会、協議会の経費を補正予算で計上させていただいておりますので、予算成立後、7月以降になりますけれども、年間数回開催をする中で、実務については、ワーキンググループも作ることになっておりますので、そういった中で詰めていきたいと思っています。いずれにしましても、そう簡単な問題ではないと認識しておりますので、一定の時間をかけて検討していきたいと、現段階では考えています。

記者

ありがとうございます。もう一点、施設の修繕は県でということになって、早ければ6月にも県の補正で盛られるんではないかという話も以前出ていたと思うのですが、修繕スケジュールみたいなものの打ち合わせであるとか、何か連絡は来ているのでしょうか。

部長

県の修繕につきましては、おおむねの事業規模というところは情報をいただいております。また6月の議会に向けての予算計上ということでありますので、今後詳細については協議していくということになるかと考えています。

記者

何点か。今のスケートセンターについてですけれども、今年の冬は県のほうで(運営を)行うということになっていると思うのですが、場合によっては工事で実施されないという話もあるかと思うのですが、今年の冬についてはどういうふうに考えているのでしょうか。

部長

今年の冬につきましては、県の修繕の状況等もありますので、具体的に決定したことについては伺っていませんが、いずれにしましても、市のスケートを進めていくということで、市外の施設への利用を促すなどを考えています。以上です。

記者

それから先ほどお話がありましたけれども、経営管理委員会について、市とか県とか競技団体とか、既存の利用促進委員会と何がちがうのでしょうか。

部長

今回県から譲渡を受けるということでございますので、新たに委員会を設置いたしまして、施設の管理であったり施設の活用であったりということで、管理運営計画、そういったものを検討していくために設置するという流れでございます。担う役割が違うということでございます。

記者

メンバー構成としてはあまり変わらないということですか。

部長

確かに、施設自体が変わるものではありませんので、基本的な考え方につきましては、先ほど説明させていただいた方々で構成をする流れでございます。

記者

協議会で周辺地域の活性化策を検討するということですが、これは7月以降予算ができてからということですが、これもあわせて年内にはなんとなく方向性を決めていくということですか。

部長

こちらにつきましては、先ほども少し触れさせていただきましたけれども、ワーキンググループ等で検討する部分もございますが、すぐに結論が出せるということではございませんので、少し時間をかけて対応していきたいという内容でございます。

記者

キャッシュレス決済が9月から10月ということなのですが、この時期にしたのは何か…笛吹市ではもう始まっているのですが、2カ月という期間にしたのと、夏休みではない9月、10月というのは何か深い意味がありますか。あとこれはペイペイでしょうか。

部長

9月、10月に期間についてですが、北杜誘客推進事業を11月12月に予定をしております。それは宿泊施設の促進の関係になるのですが、その前に切れ目のない形で9月10月を考えております。12月にかけて宿泊関係に力を入れていきたいのと、コロナウイルスの影響を受けている事業者に対応していきたいと考えています。それから9月からのものは、ペイペイとかそういった業者はまだ決まっておりません。業者によっては、例えば9月まで手数料が無料だとかそういったことがありますので、業者については選定しているところであります。

記者

スケートセンターのことで、具体的に工期が重なったら市外の施設の利用を考えているということでしたが、具体的に、スポ少で使っている子たちへの支援策とか想定しているものはありますか。

部長

子どもたちの支援策ということですが、市外の、例えば長野県茅野市のスケートセンターの利用ということも想定しておりますが、送迎のバスの費用の支援などについて現在検討しているところであります。

記者

道の駅こぶちさわのサテライトオフィスについてですけれども、これはどのくらいの広さの規模になるのでしょうか。

部長

道の駅の直売所については新たに設置しましたけれども、(サテライトオフィスは)旧の施設になります。2階部分になりますけれども、1部屋16平米から17平米の部屋が4部屋、36平米の部屋は1部屋となっております。

記者

市長の最初のお話の中にフランスのBMXチームの大会出場が確定し、市にやってくるということが決定したということなのですが、日程とか開催の期間についてお教えいただける範囲でお教えいただきたいです。

部長

BMXフランスチームにつきましては、事前合宿ということで、7月18日から7月23日までの6日間で今のところは予定しております。

記者

こちらは滞在地域であるとかそういったことは公開するのか。自治体によっては公開するしないあると思うのですが、そのあたりはどういったお考えでしょうか。

部長

宿泊については市内ということになっています。練習場は、長坂町にある民間が行っているYBPを、またウェイトトレーニング等につきましては、白州体育館を予定しております。

記者

例えば感染症対策など、国の対策以外に何か市として留意してもらう、呼びかける、そういったものは考えていますでしょうか。

部長

組織委員会のほうで、感染対策ということで、練習会場と宿泊施設のみの移動とか、市民との交流についても対面ではせずにオンラインなどにということで、特別、市のほうでこれをということはないのですが、組織委員会からの指導、指示事項等を遵守していきたいと考えております。

記者

市長に改めて受け入れるホストタウンとしてのお気持ちであるとかメッセージをいただければと思います。

市長

BMXチームが来てくれるということが決まったということで、ありがたいと思いますし、市民一丸となって受け入れたいというところでございますけれども、なかなか直に接触ができないということなので、オンラインなどを通じて歓迎のメッセージを伝えていきたいなというところでございます。
あと感染対策ですけれども、白州体育館のトレーニングルームには無光触媒を施工して準備し、感染対策を万全にしていきたいと思っています。

記者

ワクチンの話をお伺いしたいのですが、おおむね74%ということで、県が目標としている75%以上まで、まだこれから集団接種等が始まるということですけれども、64歳以下についてはどんな準備状況で、いつ頃から始められる予定なのかをお伺いします。それからコロナ休暇を自治体でも導入するようにと呼びかけがあると思うのですが、市としてはそういったことに関してはどのようにされるつもりなのか。それから年齢で区切るのははっきりわかると思うのですが、基礎疾患というのはどのようにして、その人に基礎疾患があるのか確認するのでしょうか。

部長

まず、本日より新体制のもと、ワクチン接種を推進していくということで稼働し始めました。そんな中、高齢者ワクチン接種を踏まえた中で、より効果的に年齢層も幅広くなり、仕事をしている方もいるという側面もありますので、そういったことも鑑みながら検討を重ねていきたいと思っております。
接種の時期につきましては、8月を目途に計画を立てていきたいと思っております。また基礎疾患の方の抽出方法ですが、基礎疾患に関しては、データ等もございませんので、自己申告というところで判断するしかありませんので、年齢を区分した中で、64歳以下の方に関しましては、基礎疾患自己申告という形で判断していく方向で考えております。

部長

職員の接種に関する休暇等の考え方につきましては、接種率を上げる、速やかに接種をするという国の基本的な考え方の中で、職場、大学等でも実施するという状況を踏まえまして、国のから具体的な指示が示されたらそれを捉え、対応していきたいと考えています。
 

(以上)
言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上でまとめています。

 

(作成:北杜市秘書広報課)

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