浅川巧・伯教兄弟の年譜

浅川伯教・巧兄弟の年譜
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浅川伯教・巧兄弟の年譜

年代別年譜
年代		伯教のできごと	巧のできごと	山梨・日本・朝鮮半島のできごと
1884	明治17年	・8月4日、山梨県北巨摩郡甲村（今の北杜市）に生まれる
1890	23年	・父如作死去
1891	24年	・村山西尋常小学校（今の高根西小学校）入学	・1月15日、山梨県北巨摩郡甲村（今の北杜市）に生まれる
1895	28年	・秋田尋常高等小学校（今の長坂小学校）入学
1897	30年		・村山西尋常小学校（今の高根西小学校）入学
1898	31年			・八ヶ岳南麓水害
1901	34年	・父方の祖父小尾伝右衛門（俳号四友）死去
1901	34年		・村山西尋常高等小学校高等科へ進級
1902	35年	・山梨県師範学校（今の山梨大学）入学
1904	37年	・甲府メソジスト教会で受洗		・日露戦争はじまる
1906	39年	・山梨県師範学校卒業・富里尋常高等小学校（今の武川小学校）勤務
1907	40年	・塩崎尋常高等小学校（今の双葉西小学校）勤務	・山梨県農林学校（今の山梨県立農林高等学校）入学・甲府メソジスト教会で受洗	・山梨県下大水害
1909	42年	・山梨県師範附属小学校（今の山梨大学附属小学校）勤務
1910	43年		・山梨県立農林学校卒業・秋田県大館営林署に勤務	・韓国併合
1912	45年	・彫刻家新海竹太郎に入門のため夏・冬休暇に上京
1913	大正2年	・朝鮮半島に渡る・京城府南大門尋常高等小学校勤務
1914	3年	・京城府西大門尋常高等小学校勤務・ロダンの彫刻を見るため、柳宗悦を訪ねる・三枝たか代と結婚	・大館営林署退職・朝鮮半島へ渡る・朝鮮総督府農商工部山林課に雇員として勤務	・第1次世界大戦はじまる
1916	5年		・浅川みつえと結婚・朝鮮を訪ねた柳宗悦、巧宅に宿泊
1917	6年		・長女園絵、生まれる
1919	8年	・京城府西大門小学校を辞職・彫刻家新海竹太郎の内弟子となる		・三.一独立運動はじまる
1920	9年	・帝展で、朝鮮人像≪木履の人≫入選	・柳宗悦と訪ね、「朝鮮民族美術館」設立を構想
1921	10年	・「朝鮮民族美術館」設立のため奔走
1921	10年		・妻みつえ死去・柳らと京城で秦西絵画展覧会を開く
1922	11年	・平和博覧会美術展で≪平和の人≫入選・朝鮮に戻る・窯跡調査を開始	・日記を書きはじめる・清凉里の林業試験場へ引っ越す・京城で「李朝陶磁器展覧会」開催・富本憲吉、巧宅に宿泊
1923	12年	・京城高等商業学校嘱託講師	・日記で関東大震災時の朝鮮人を擁護
1924	13年	・景福宮緝敬堂に「朝鮮民族美術館」を開館		・朝鮮の林野調査事業終了し、林野の約4分の3が国有地となる
1924	13年		・柳宗悦を甲府の小宮山宅へ案内し、柳木喰仏と出会う・「露天埋蔵法」の開発について発表	・朝鮮の林野調査事業終了し、林野の約4分の3が国有地となる
1925	14年	・鶏龍山・康津等の窯跡調査	・柳らと丹波の木喰仏を調査・大北咲と再婚
1926	15年昭和元		・次女生まれるが死去
1927	昭和 2年	・弟巧とともに分院窯跡調査	・「禿山の利用問題について」発表・「分院窯跡考」発表
1929	4年		・『朝鮮の膳』刊行
1930	5年	・『釜山窯と対州窯』刊行	・「朝鮮の棚と箪笥類について」発表・この頃「朝鮮古窯跡調査経過報告」を執筆、未完のまま遺稿となる
1931	6年		・4月2日、肺炎のため死去（享年40）・遺稿「朝鮮茶碗」発表・遺稿「朝鮮窯業振興に関する意見」発表・遺著『朝鮮陶磁名考』刊行	・日中戦争はじまる
1934	9年	・東京白木屋にて「朝鮮古陶史料展」開催	・『工芸』3月号浅川巧記念号（遺稿「金海」「朝鮮の漬物」収録）
1940	15年	・この頃から数年間、会寧窯、谷城窯、高敞窯で作陶
1945	20年	・京城で敗戦を迎える・巧の日記を金成鎮氏に託す
1946	21年	・日本帰国
1949	24年	・砥部窯（愛媛県）で作陶
1954	29年	・山梨県芸術祭美術部門審査員
1956	31年	・『李朝の陶磁』刊行
1960	35年	・『白磁・染付・鉄砂ー李朝』刊行
1964	39年	・1月14日死去（享年80）