「北杜市地域公共交通網形成計画」策定
市では、「北杜市地域公共交通網形成計画」を策定いたしました。
これは、「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき策定するもので、「地域にとって望ましい公共交通網のすがた」を明らかにする「マスタープラン」(骨組みを定める基本的な計画)として位置付けられるものです。
本計画の策定に伴い実施した「交通基礎調査」や「市民アンケート」などの結果から、市民の移動実態については、大きく4つエリア(明野・須玉エリア)、(高根・長坂・大泉エリア)、(小淵沢エリア)、(白州・武川エリア)に分けられることが明らかになりました。
本計画では、地域公共交通網の整備に関する方針として、幹線(エリア間をつなぐ移動)と支線(エリア内の移動)をうまく組み合わせて、効率的な地域公共交通体系を構築することとしており、特に、支線(エリア内の移動)については、住民が主体となった運営組織が、運行に関する意思決定を行っていくことになっています。
この運営組織は、全市的な視点から地域公共交通施策を検討する「北杜市地域公共交通活性化協議会」の下部組織と位置付けるもので、支線(エリア内の移動)の運行ついて、検討から合意形成、意思決定の場としての役割を担うものです。
本計画を市民の皆様に幅広く知っていただき、みんなで、本市の地域公共交通を「つくり・守り・育て」ていきたいと考えています。
北杜市地域公共交通網形成計画(概要版) (PDF 1.8MB)
北杜市公共交通網形成計画に係る基礎調査報告書 (PDF 4.13MB)
移動と公共交通に関するアンケート(市民アンケート)報告書 (PDF 2.89MB)