北杜市内の再生可能エネルギー年間発電量と二酸化炭素削減量について

北杜市内の再生可能エネルギー年間発電量

北杜市内で再生可能エネルギーの設備認定を受けている、個人及び事業者の発電出力（kw）【令和元年8月31日 資源エネルギー庁公表データ】

注）設備の稼動・未稼働の状況を反映したものではなく、国から認定を受けている発電出力及び市で現在把握している出力の合計です。

注)  排出係数は平成29年度実績の数値を使用して計算しています。

北杜市内の再生可能エネルギー年間発電量による二酸化炭素削減量

　太陽光発電設備によるCO2削減量 103,916.16t-CO2

　水力発電設備によるCO2削減量 3,099.11t-CO2

北杜市の森林及び再生可能エネルギーからの二酸化炭素削減比率

二酸化炭素削減量を森林と東京ドームに換算すると

年間森林面積として換算すると約45,896ha分、東京ドームに換算すると9,816個分に相当します。

◎二酸化炭素削減量と吸収量403,908t-CO2／8.8t-CO2/ha≒45,898ha

◎東京ドーム 45,898ha／4.6755ha≒9,816個 (東京ドーム面積 4.6755[ha])

市の面積に対して約21％分の二酸化炭素削減と吸収量に換算できます。

森林換算面積[ha]年間森林吸収量8.8t-CO2/ha

●自家用車1台あたりから排出される二酸化炭素は年間約2.3tと推定され、この吸収に必要な杉は約160本と試算されています。

●人間1人が呼吸により排出する二酸化炭素を年間約320kgとして推定すると、46,708人×0.32t＝14,947t-CO2を年間排出していることになります。【北杜市の人口46,708人：令和元年12月1日現在住民基本台帳人口より】

北杜市の年間電力使用量【推計】

6,429kwh×46,708人＝300,285,732kwhの電力使用量が推定できます。

北杜市の再生可能エネルギーによる電力発電量【推計】

243,452,173kwhの電力が作られていきます。

北杜市で作られていく再生可能エネルギーは、2015年度現在本市で使われている電気量の約80%以上に匹敵する電力量となります。

北杜市の森林面積A=45,898.69ha【平成29年度北杜市森林整備計画】45,898.69ha×8.8t=403,908t-CO2吸収量 ※1

※1北杜市の森林面積におけるCO2吸収量【林野庁】

樹木が吸収し蓄積する二酸化炭素の量は、同じ樹種であっても地域や立地環境等の要因によりことなります。あくまでも平均的な値です。杉の山林を適切に手入れされている36年生から40年生の人工林1ha当たり約302tの二酸化炭素を蓄える推定されています。36年生から40年生の杉人工林1ヘクタールが1年間に吸収する二酸化炭素量を8.8tとして推定されています。

【太陽光計算式】CO2削減量＝発電容量（kw）×24時間×365日×0.14（発電効率）×CO2排出係数

太陽光発電設備によるCO2削減量  192,137.6kw×24時間×365日×0.14×0.000441＝103,916.16t-CO2削減量 ※2

【水力計算式】CO2削減量＝発電容量（kw）×24時間×365日×0.7（発電効率）×CO2排出係数

水力発電設備によるCO2削減量  1,064kw×24時間×365日×0.7×0.000475＝3,099.11t-CO2削減量 ※3

※2の太陽光発電に関して、CO2排出係数は、電気事業者（東電）の排出係数から太陽光発電システム（結晶シリコン系）のCO2排出係数45.5g-Co2/kwhを減算したもの

※3の水力発電に関して、CO2排出係数は、電気事業者（東電）の排出係数から水力発電のCO2排出係数11g-CO2/kwhを減算したもの

北杜市の年間電力使用量【推計】の根拠について

2015年度末現在において東京電力ホールディングスが公表している山梨県内の販売電力量は84万人の人口に対して54億kwhの販売電力量がありました。

54億kwh÷84万人≒6,429kwh（1人当たりが使用した電力量6,429kwhになります。）

北杜市の人口46,708人に1人当たりが使用した電力量6,429kwhをかけると、300,285,732kwhとなります。【人口は令和元年12月1日現在住民基本台帳より】