北杜市の人口減対策について

本市の地域おこし協力隊の活用状況につきましては、これまで農業、観光、林業、移住・定住施策などの様々な分野において多くの協力隊員に活動いただいており、増富地域においてもイベントの企画や実施など、取り組んでいただいているところであります。また、隊員の中には任期終了後に市内で起業された方もおり、北杜市の移住・定住促進の一役を担っていただき、その効果は非常に期待されておりますので、今後も採用してまいりたいと考えております。
　また、田畑の荒廃や高齢化の進展等は増富地域だけに限らず、北杜市全体の課題でありますので、今後も総合計画等に基づき、将来に向けて持続可能な地域を目指してまいります。
　つぎに、「北杜市の人口減対策として、DX活用による限界集落化阻止のビジョンをイメージした５Gと自動運転の電気自動車、ドローンやクリーンエネルギーの普及など目指す運動を起こしていただきたい」といった市へのDX推進に向けたご要望をいただきました。
　市では、NTT東日本山梨支店との連携協定の推進はもとより、ＴOPPANグループ・エアロダインジャパンとの「へき地医療支援を目的としたＡＥＤを搭載したドローンの飛行実証実験」を行っております。今後も引き続きデジタル化に対応できる人材の育成や行政及び地域におけるDX、また、人口減対策に向けた事業の推進を図ってまいります。