人間活動等に起因して大気中に放出される温室効果ガスによって地球が暖められる現象を「地球温暖化」といいます。
IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)が令和3(2021)年8月に発行した第6次評価報告書第1作業部会報告書では、「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と述べられ、将来の影響予測として、世界平均気温は少なくとも今世紀半ばまでは上昇を続けることが予測されています。
気候変動の影響は、降水量や海面水位の変化、生態系の喪失といった自然界における影響だけでなく、インフラや食料不足、水不足等人間社会を含めて深刻な影響が想定されています。
本市においても、近年大型化した台風や集中豪雨といった過去にない自然災害が発生しています。自然災害の激甚化・頻発化は、市民の生命や財産を脅かし、人的被害・物的被害といった甚大な影響を及ぼします。
地球温暖化防止のため、本市では、令和2(2020)年1月に、市及び職員が地球温暖化対策を率先して実行するための行動指針として、温対法に基づく「北杜市地球温暖化対策実行計画」を策定しました。
また、令和2(2020)年12月に、北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進協議会(現 北杜市地球温暖化対策地域協議会)と合同で、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」に取り組むことを宣言しました。
さらに、令和3(2021)年3月には、「北杜市再生可能エネルギーマスタープラン」を策定し、再生可能エネルギーの利活用の最大化を目指す「ネットワーク型電力供給モデル」を示しています。
この度、脱炭素社会実現に向けた基本方針や具体的な目標を定めるとともに、気候変動による悪影響に対応するため、「北杜市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。
本計画の期間は令和8(2026)年度から令和12(2030)年度までの5年間とします。市、市民、市内事業者が一丸となって脱炭素社会の実現を目指します。